ソフトバンク、キャリア間競争に死角無し!? 充実プランと開発力で覇権獲得一歩リード

ソフトバンクは、新プラン「LINEMO(ラインモ)」の提供を開始する3月17日に、さらなる4G/5G共通の新プランもスタートさせることを発表した。今回明らかになったのはスマートフォンユーザー向けの「メリハリ無制限」と「ミニフィットプラン+」、さらにiPadやタブレット、モバイルWi-Fiルーター等向けの「データ通信専用50GBプラン」の3種類だ。メリハリ無制限は名前のとおりデータ容量が無制限となる大容量プランで、ミニフィットプラン+は、1GB・2GB・3GBと毎月のデータ量に応じて基本使用料が変動するデータ通信の利用が少ないユーザーに適したプランとなる。
これらの新プランを虎の子のプランでもあるLINEMOと同日に提供を開始するのは、やはり既存顧客の確保とさらなる新規ユーザー獲得が狙いだろう。今夏以降にはSIMロック解除の不要化や契約手続きを簡素化する予定というソフトバンク。大手キャリア同士のシェア争いから一歩リードしそうな勢いだ。

データ通信専用で50GBまで利用可能!?

(Image:Ascannio / Shutterstock.com)

スマホ以外のデバイスも使う人にはおすすめのプランだ

 3つのスマホ新プランとともにスタートするデータ通信専用50GBプランは、月額4,800円(税別)で毎月50GBまで使い放題となるプランだ。通信機能付きのタブレットや、ノートPC等の通信でモバイルWi-Fiルーターを利用するユーザーにとっては検討する価値のあるプランと言えそうだ。一般的なスマホの契約プランと同様に制限を超過した場合は通信速度が低下してしまうが、一般ユーザーの用途であればそこまで困ることも無さそうな容量にも感じられる。

(Image:ymgerman / Shutterstock.com)

少額の手数料でも無料になれば節約の助けに

 さらにソフトバンクでは、同日から多くのサービスの手数料が無料となることも発表されている。無料化の対象となるのは、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)による転出手数料や、ウェブで行った新規契約・のりかえ機種変更などの各種手続きによる事務手数料だ。そのほか、ソフトバンク・LINEMO・Y!mobileのブランド間の乗り換え時に発生する契約解除料や事務手数料も、キャンペーンにより無料化するという。ユーザーファーストで価格を抑えたソフトバンクの方針は、新規契約を悩むユーザーの心にしっかりと寄り添っているようだ。

 また2020年にキャリア各社でサービスが始まった5Gだが、ソフトバンクのサービスを提供するソフトバンク株式会社では、既に次なるステージを見据えているようだ。2021年1月には、東海国立大学機構 岐阜大学、情報通信研究機構、National Research Tomsk State University/Tomsk Polytechnic Universityとともに行った研究で、6Gを見据えた300GHz帯テラヘルツ無線で動作が可能な超小型アンテナを使用した通信実験に成功したことも発表されている。
 ユーザーにとって使いやすいプランと高い技術力で、ますますソフトバンクというブランドに注目が集まっていきそうな気配を感じる。

参照元:“ソフトバンク”、データ容量無制限の4G/5G共通の料金サービス「メリハリ無制限」を3月17日から提供開始【ソフトバンク株式会社

※サムネイル画像(Image:ymgerman / Shutterstock.com)

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