評判ガタ落ちの危機にある楽天モバイルが今できること

楽天モバイルは急激な拡大路線でマンパワーを分散させすぎてしまったのだろうか
たしかに楽天モバイル上のサービスが、個々の回線業者の環境で動くか否か、そして不具合が起きる理由は楽天モバイル側が一番よくわかっていることだろう。福井ケーブルテレビ・さかいケーブルテレビ側によれば情報提供もされていないといい、それで回線業者に対応を押し付けるのはいささか無理があると言わざるを得ない。
一部報道によれば楽天モバイルはこの件について「お客さまならびに関係者の皆さまにご心配とご迷惑をお掛けしていることを深くおわび申し上げます」と回答し、プレスリリースの内容も“調査中”としているようだ。今後なんらかの対策を講じる可能性も高いだろう。
今回の一件は、楽天モバイルが単純に責任転嫁したということは考えづらい。そんなことをしても、後々責任の所在が明らかとなった際に企業イメージを著しくそこなってしまうだけだろう。
であれば、社内で人員を割く余裕が無くなっているのかもしれない。現在楽天モバイルでは、4月7日まで続く“1年無料”の申込受付を行っていたり基地局の増設を急ピッチで進めたりと社内は大忙しとなっていることが予想される。それらの対応に忙殺され、福井ケーブルテレビ・さかいケーブルテレビからの問い合わせへの対応が後手に回ってしまうこともあり得るだろう。
なんにせよ楽天モバイルが今すべきことは、早急にこの問題を解決へと導くことだ。
参照元:【重要】楽天モバイルのRakuten Linkで通話が出来ない事象について【FCTV ・ SCTV|障害情報】
※サムネイル画像(Image:network.mobile.rakuten.co.jp)