令和の時代に「写ルンです」? 使い捨てカメラ風SNS・Dispoが若年層に人気を博す理由

音声SNSの「Clubhouse」が人気を集める中、レトロな写真が撮影できるSNSアプリ「Dispo」も話題を呼んでいる。Dispoとは、インスタントカメラ風の写真を撮ることができるアプリだ。インスタントカメラ同様に撮影したその場は写真を確認できず、翌朝9時までは写真を見ることができないのである。“インスタ映え”のインスタグラムは、撮影後すぐにアップできるが、翌日にしか見ることができないというタイムラグが生まれるこのDispoは、際限なく便利になっていく現代においては新しい切り口のSNSとして注目を集めそうだ。

“エモい”写真が撮れるアプリ

(Image:Daria Gromova / Shutterstock.com)

今までにはない不便さを売りにした写真投稿がDispoの強み

 Dispoの大きな特徴であり魅力のひとつとなるのが、撮影した翌日9時にならなければ写真が見られないというシステムだ。友人や家族、恋人などと一緒に撮影した写真をその場でチェックできないというのは、世代によっては使い捨てカメラの「写ルンです」を思い出す人もいるかもしれない。
 近年のデジタルカメラやスマホで撮影した場合は、写真をすぐに確認して「うまく撮れていないから」と撮り直すことも容易だ。しかし使い捨てカメラは、どのような写真の出来映えになったかが判断できず、かといって撮影できるフィルム枚数も限られているため無制限に撮ることもできない。残りの枚数がカウントダウンされていく独特の緊張感と現像されるまでのワクワク感が、使い捨てカメラの魅力のひとつでもあったのだ。その“不便さ”をSNSとして再現したのがDispoなのだろう。便利さを追い求めるデジタルネイティブ世代に向けて、不便さを提供し注目を集めるという逆転的発想はおもしろい。

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