コロナでさらに急増、女子ウケも上々な“スイーツ男子”仕事とスイーツには深い関係も

最近ではスイーツ男子という言葉はすっかり定着し、男性が甘いものを好きだと言っても驚かれることはなくなってきた。株式会社ぐるなびが実施したスイーツに関するアンケートによると、男性の47%が「週に1回以上スイーツを食べる」と回答した。ほぼ半数の男性が日常的にスイーツを口にしていることが分かった。今またスイーツ男子が増えているらしいが、アンケートの結果とともにその実態と理由を探りたい。

コロナ禍がスイーツ需要を後押し。30代男性の食べるタイミングには深い理由も

スイーツを食べると気分が上がり気持ちが安定し、やる気もアップする

 コロナ禍でお家時間が増えたことにより、男性のスイーツへの需要も高まっているようだ。株式会社ぐるなびが2月19日〜20日に全国の20代から60代のぐるなび会員1,000名を対象に行った「“スイーツ”に関する調査」では、「週に1回以上スイーツを食べる」と回答したのは全体で61%、男女別では女性が約75%、男性が47%だった。さらに「コロナ禍でスイーツにかけるお金の変化」について、男性の約22%の人が増えたと答えている。

 またどのようなタイミングでスイーツを食べているのかを聞いたアンケートでは興味深いことが分かった。20代の男性では「食事の合間・おやつ」という選択肢を選んだ人は一番少なかったが、30代の男性は49.3%の人が「食事の合間・おやつ」と答え最も多かった。20代のうちは「体が疲れたとき」や「自分へのご褒美」にスイーツを食べる傾向があるのに対し、30代になるとより日常的なおやつとしてスイーツを食べる人が多くなるようだ。
 この調査結果から考えられるのは、責任が増す働き盛りの30代になるほど、仕事中の気分転換や息抜きに、スイーツやお菓子をつまむ人が増えてくるのではないだろうか、ということかもしれない。

脳は1時間に約5gのブドウ糖を消費して働いているといわれている

 長時間デスクワークをしていて、うまく考えがまとまらなかったり、良いアイデアが浮かばなかったりして、集中力が切れてしまうことはよくあるだろう。そんな時に、ちょっとしたスイーツを口にすることは、実は科学的にも理に適ったことなのだ。体重70kgの成人男性の脳が1日に消費するエネルギー量は、ブドウ糖の重量に換算すると約120gにものぼると言われている。その脳にとって最も即効性のあるエネルギー源はブドウ糖なのだ。つまり、仕事で酷使した脳にエネルギー補充するのに、ブドウ糖を摂取することは効率的に脳の働きを活性化させることにつながるのだ。

 また巷ではスイーツ男子が女性にモテるというのはもはや定説となっている。その理由としてあげられるのは、スイーツ好きの男性は女性と共感でき、女心を理解してくれる優しく穏やかな人が多いから。一緒にカフェ巡りを楽しめたり、恋人や妻においしいスイーツを買ってきてくれたり、女性が喜ぶポイントを知っている、という点に加え、もしかしたら効率的に仕事ができる男性だから、という点もあるのかもしれない。

 だが一方で、仕事の合間にしょっちゅうお菓子やスイーツをつまんでいると、太ってしまい不健康になってしまう、というリスクもある。ただでさえこのコロナ禍で運動不足は深刻な問題となっている。スイーツもお菓子も適度な運動とともに、より効率的に取り入れながら楽しむように心がけたい。

参照元:(ぐるなびリサーチ部)”スイーツ”に関する調査【ぐるなび

オトナライフ編集部
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