iMac Proがついに生産終了、“在庫がなくなり次第終了”にアップル信者ざわつく

アップルの主要製品のひとつ「iMac Pro」が生産終了することが発表された。現状の在庫限りとなり、それが売り切れた時点で新品のiMac Proは入手できなくなる。iMac Proが発売されたのは2017年。スタンダードモデルでは対応しきれない高い処理能力を持ったプロのクリエイター向けのコンピューターとして注目を集めていた。今回のiMac Pro生産終了は、長年iMacを利用してきたクリエイターにとっては悲しいニュースではないだろうか。

デスクトップとPC本体の一体型

(Image:Hadrian / Shutterstock.com)

高性能プロセッサのXeon Wを搭載したiMac Pro

 シンプルなカラーで統一されたスペースグレーのフレームに、ディスプレイとPC本体が一体となったiMac Pro。そのスタイリッシュな佇まいが多くのiMacファンのクリエイターたちの心を掴んできた。本体にはSSDが搭載されており、非搭載の機種よりも処理能力が高く設定されプロ仕様の性能を持ち合わせている。日々専門的な実務を行うクリエイターを中心に、クリエイティブな作業が要求される場面でも信頼できる“相棒”として好評を博していた。
 一方で高すぎるそのスペックから、「プロユース以外では必要ない」という声も上がっていた。趣味の範囲で扱っている程度であれば、スタンダードモデルで問題ないのでは?と感じる人も多かったのではないだろうか。
 MacRumorsの調査によると、iMac Proに代わる製品として2020年8月に発売した27インチサイズの5K iMacがユーザーにオススメだと伝えている。スタンダードモデルでも十分事足りそうである。また、新型iMac投入のウワサもあり、iMacヘビーユーザーも熱視線だ。

PCの市場成長とともに売上高を伸ばしたアップル製品

 アップルが2021年1月に発表した第1四半期(10~12月)決算は、売上高は前年同期比21%増の1,114億3,900万ドル、純利益は29%増の287億5,500万ドル(1株当たり1ドル68セント)だった。iPhone 12シリーズなどの新製品の売上が好調だったこともあり、過去最高の売上高を記録していた。さらに調査会社IDCの調査によると、Macの出荷台数は2020年10~12月の四半期に前年同期比で49.2%伸びたという。コロナ禍の巣ごもり需要が、アップルをさらに飛躍させたひとつの要因となっているだろう。
 アップル信者にとっては心苦しい生産終了ニュース。しかし、「iMac Pro以上のハイグレードな製品が登場する予定ではないか」といった推測もある。既存のモデルチェンジや新製品の時が来るまで、首を長くして待ちたいものである。

参照元:米アップル、「iMAC Pro」の生産終了 在庫なくなり次第入手不能に【CNN

※サムネイル画像(Image:Krisda / Shutterstock.com)

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