“第二のFacebook”となる未来は避けられるか?

Twitterの利用時間はここ数ヶ月減少が続いている(マクロミル調べ)
その中でアプリの利用率・利用時間の使用結果も示されており、利用率から見えるアプリの人気ジャンルとして、「SNS」は1位の「Movie」に次ぐ2位となった。
エルダー・シニア層の間でも人気となっていることがわかったSNSだが、その中でも長時間利用されているアプリは「LINE」だ。一時的に「YouTube」に1位を奪われていた時期もあったものの、今回調査で首位を奪還した。
そしてTwitterはというと、最近は「TikTok」や「SmartNews」にも先を行かれ、利用時間は今回調査では5位に沈んでいる。かつてはLINEに次ぐ地位も築いていたTwitterだが2020年のコロナ禍で自宅にいる時間が多くなり利用時間の増えてきたアプリに抜かれ、そうしたアプリに割く時間がそれまでTwitterを使っていた時間から削られていったように利用時間自体も減少している。
今回の調査は50歳以上に限ったものではあったが、YouTube・TikTokといった動画コンテンツが若年層と同様に伸びている様子を見ると、Twitterの人気の凋落もこの世代に限った話ではないとも考えられる。はたしてTwitterは、日本国内で「おじさんしか見ていない」と言われるようになってしまったFacebookの二の舞となってしまうのだろうか。今後の動向に注目していきたい。
参照元:【株式会社マクロミル】
※サムネイル画像(Image:Nopparat Khokthong / Shutterstock.com)