クレカ「リボ払い」は魔法の支払い方法なのか? ユーザーの約8割が「もう使いたくない」との声

CMでよく使われる「ご利用は計画的に」という言葉は、ただの比喩ではなかったのだ。キャッシュレス決済のひとつクレジットカードを使って「『リボ払い』を利用したことがある」ユーザーを対象としたアンケートの結果が公開された。それを読み解いていくと、直接的には書かれていないが「気軽に使って後で後悔した…」といったユーザーの重い思いが見えてくるような内容となっていた。
今回は、リボ払いを利用したユーザーたちの「リボ払いをした理由」や、その後の意識の変化等をご紹介していきたい。

リボ払いは魔法の支払い方法?

クレジットカードの中にはリボ払いに対応しているカードも存在する

 そもそもリボ払いとは、リボルビング払いの略称で「分割払い」のように複数回に分けて支払いを行う方法だ。分割払いとの違いは分割払いが「10回払い」など回数を基にした金額を支払っていく。それに対して、リボ払いでは「ユーザーが設定した支払金額」を支払っていく形式。どれだけ使っても毎月の支払いは一定のため、「月々の支払いを安定させたい」というニーズを満たす、と言われている。

 しかし当然ながら完済しなければならないため、支払総額の大きさと毎月の支払額の差によっては長期にわたって支払いを続けなければならないこともあり得るのだ。その際に手数料等が総額にプラスされていくこともあり、支払金額の設定が小さすぎると手数料ばかり払っている、という事態に陥りかねないのだ。日本クレジットカード協会でも、「リボ払いの特徴と利用上の注意」というページを作成し無理のない利用をユーザーに呼びかけている。

(Image:media.bizhits.co.jp)

10人に8人は「もう使わない」と言っている

 Webメディアを運営するビズヒッツの実施した「リボ払いに関する意識調査」によると、リボ払いを利用した理由の1位は「一括で払えない額だった」。票数も2位「月々の支払を少額・定額にしたい」の倍以上という大差となった。一括で支払えないものを無理にでも買う必要に迫られる、という突発的な場面での利用が多い様子が伺える。加えて4位には「リボ払いをよく理解せず利用」がランクインし、あまり深く考えずに利用をするユーザーも一定数いるようだった。
 そしてこの調査でとくに目を引くのが、「今後もリボ払いを利用したいと思うか」という設問だ。「利用したいと思わない」「あまり思わない」が合わせて82.0%と、圧倒的な「もう使いたくない」というユーザーの声となっている。その理由としても「結局支払い総額が増えてしまう」「金利が高い。使いすぎが判断できなくなる」「一括払いの方が管理しやすい」といった、リボ払いの持つデメリットに懲りたユーザーが多数見られた。

 「どれだけ高い買い物をしても毎月払う金額が変わらない」ということに、どれだけ危機感を持てるかがリボ払いを使って損をするかどうかの分かれ目となってきそうだ。読者のみなさんはぜひとも、リボ払いを利用する際には「何ヶ月かけて返済することになるか」を意識して賢く使っていただきたい。ご利用は計画的に。

参照元:クレジットカードでリボ払いを利用した理由ランキング!男女500人アンケート調査【Biz Hits

オトナライフ編集部
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