各種格安スマホサービスを対象とした満足度調査の結果、格安スマホ業界では「LINEモバイル」が最も大きな支持を集めていたことが分かった。しかしLINEモバイルといえば3月末で新規受付を終了している。業界最大手のユーザー拡大がほぼなくなることで、今後業界シェアが大きく変わっていくことは想像に難くない。
今回はそんな格安SIM/格安スマホ業界の今後の予想と、大手のサブブランド発表によって生まれる新たなシェア争いの行方について考えていきたい。
あらゆる年代から高い支持を集めていたLINEモバイル

LINEモバイルが格安スマホ業界で最大手だったといえるだろう
株式会社oricon MEによる「格安SIM/格安スマホ」の満足度調査の結果が発表された。格安スマホを「利用している(していた)SIMブランド」のランキングでは、1位がLINEモバイル(22.2%)、2位「mineo(マイネオ)」(16.5%)、3位「イオンモバイル」(13.0%)となった。年齢別に見ても、10代から50代まで幅広い年齢層で最も高い支持を集めており、格安スマホ業界ではLINEモバイルが盤石の基盤を築いていたことがわかった。