コンビニで得するクレカ決済方法は? ポイント還元率で比較してみると意外な結果に!

アナタはコンビニの支払をどうしているだろうか? 現金? QRコード決済? それともコンビニの公式クレカだろうか? 「やっぱりコンビニの公式クレカがいちばんお得でしょ?」なんて思っていたら大間違いだぞ。そこで今回は、コンビニの公式クレカより、もっとお得なクレカを紹介しよう。

必ずしもコンビニ公式カードがお得とは限らない!

 アナタはコンビニの買い物でどのような決済方法を利用しているだろうか?  現金は論外として、今なら決済ごとにポイントが貯まるPayPayや楽天ペイなどのQRコード決済を利用している人も多いのでは? あるいは、コンビニの公式クレカを利用している人もいるかもしれない。なんとなく「やっぱりコンビニの公式クレカがいちばんお得でしょ?」なんて思っているかもしれないが、必ずしもそうではない。
 まず、PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済は、頻繁に20%ポイント還元キャンペーンなどが実施されているが、基本的には最大でも1.5%還元である。次に、コンビニの公式クレカでは、ローソンの「ローソンPontaプラス」が16時~23時59分は200円で4pt(2%)、ファミリーマートの「ファミマTカード」はカード提示+決済で200円につき4pt(2%)、セブン-イレブンの「セブンカード・プラス」はセブン&アイグループでの支払い時に200円で2pt(1%)となっている。
 もちろん、コンビニの公式クレカにはクーポンなどの特典もあるが、単純にポイント還元率で比較すれば、世の中にはもっと還元率のいいクレジットカードが存在するのだ……。

(Image:lawsonbank.jp)

年会費無料のPontaカード機能付クレカ。ローソンでの利用で、基本は税込200円につき2pt(1%)だが、16時~23時59分は税込200円につき4pt(2%)が還元される

(Image:family.co.jp)

年会費無料のTポイントカード機能付クレカ。ファミマの買い物でカードを提示すると税込200円につき1pt、支払で3ptが加算され合計4pt(2%)のポイント還元が受けられる

(Image:7card.co.jp)

年会費無料でnanaco機能を付けられるクレカ。セブン&アイグループの利用で税込み200円につき2pt(1%)還元されるほか、nanacoへのチャージでもポイントが貯まる。また、毎月8のつく日は、イトーヨーカドーで5%オフとなる

 それでは、QRコード決済やコンビニ公式クレカよりお得なクレカにはどんなものがあるのだろうか?
 まずオススメしたいのが「三井住友カード」だ。基本ポイント還元率は税込200円につき1pt(0.5%)だが、セブン-イレブン、ファミマ、ローソンでの決済は+2%還元で2.5%に! これだけでも十分お得だが、さらにタッチ決済サービス「Visaタッチ決済」が「Mastercardコンタクトレス」を利用すると+2.5%され、なんと合計5%もポイント還元されるのである(対応店はセブン-イレブン、ローソン、マクドナルドのみ)。また、よく使う店舗を最大3つまで登録でき、そこで決済をするとさらに0.5%が加算されるなど、とにかく、今「三井住友カード」はぶっちぎりでお得なのだ。

(Image:smbc-card.com)

年会費無料で最大5%ポイント還元の「三井住友カード」。「Vpassアプリ」からは、カード番号確認のほか、利用通知、利用制限、ポイント制限などをすべて一元管理できるのも便利!

(Image:smbc-card.com)

通常の利用は0.5%還元だが、コンビニ3社の利用で2.5%還元。さらに端末に差し込まない「Visaのタッチ決済」か「Mastercardコンタクトレス」で支払うと+2.5%で最大5%ポイント還元となる(ファミマを除く)

アメックスはQUICPayで3%ポイント還元!

 次にオススメしたいのは「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」だ。通常のポイント還元は1,000円につき1pt(実質5pt相当)だが、QUICPay(クイックペイ)加盟店で買い物をすると3%のポイント還元が受けられる。クレカ自体にQUICPay機能がないためApple PayかGoogle Pay、セゾンQUICPay(アプリ)の利用が必須になるほか、1,000円以上の決済でないとポイントがもらえないが、QUICPayならコンビニ3社も対応しているので利用しやすいだろう。なお、付与されるのは永久不滅ポイントなので、じっくりポイントを貯められるのもうれしいポイント。

(Image:saisoncard.co.jp)

年会費は1,100円だが初年度は無料で、年1回の利用で翌年は無料になる。コンビニ大手3社においてQUICPayで買い物をすると3%のポイント還元が受けられる

 最後に紹介するのは「Visa LINE Payクレジットカード」だ。2021年4月末まではキャンペーンによって、どこで利用しても3%ポイント還元が受けられる。残念ながら2021年5月1日から2022年4月30日までは2%ポイント還元になってしまうが、それでもQRコード決済より還元率が高く、コンビニ公式クレカの最大ポイント還元率と同じなので、どのコンビニでもひとつのクレカでお得にポイントを稼げるのはメリットだろう。また、付与されるポイントはLINEポイントなので、わざわざポイントを交換しなくてもLINE Payでそのまま利用できるのも便利。

(Image:linepay.line.me)

年会費は1,375円だが、初年度無料、2年目以降も年1回利用で無料となる。2021年5月から還元率は2%に引き下げられるが、コンビニ以外でも適用されるのがうれしい

 いかがだろうか? もし、コンビニの支払で0.5%還元のクレカやQRコード決済を使っていると、月2万円の利用でたった100pt(年1,200pt)しか貯まらない。だが、もし5%ポイント還元の「三井住友カード」なら1,000pt(年12,000pt)も貯まる計算になるのだ。もちろん、現金払いでは1ptももらえないぞ。これを機にぜひ、コンビニでの決済方法を見直してみてはいかがだろうか?

●ローソンPontaプラス(公式)は→こちら
●ファミマTカード(公式)は→こちら
●セブンカード・プラス(公式)は→こちら
●三井住友カード(公式)は→こちら
●セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード(公式)は→こちら
●Visa LINE Payクレジットカード(公式)は→こちら

文=ベア・グリコ/編集・ライター

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