コンビニATMの手数料に約6割の人が不満を持ちながらも利用していることが判明!

急に現金が必要となった際に、コンビニに設置されているATMを利用した経験、あなたもないだろうか。ある調査によると、過去1カ月以内にコンビニATMを利用した経験がある人はおよそ8割にもなることが判明した。
今回はもはや生活になくてはならないものとなっているコンビニATMの利用率から見える現状と、その問題点について考えていく。

80%以上の人が、1カ月以内の利用経験あり

(Image:Raihana Asral / Shutterstock.com)

最近コンビニATM使いましたか?

 「Office With」による、「過去1ヶ月以内にコンビニATMを利用した人の割合やATMの手数料についての認知」調査の結果によると、「過去1ヶ月以内にコンビニに設置されているATMを利用したことがある」と答えた人は、81%にもなることが分かった。街のいたるところに存在し24時間開いているコンビニにATMが設置されている恩恵を、多くの人々が受けているという実情が読み取れる。もはやコンビニのATMは、人々の生活になくてはならないものになっているようだ。一方で、多くの人々がコンビニのATMのある面に対してとある“不満”を抱いていることも今回の調査で判明した。

手数料気にしていますか?

 その“不満”とは、銀行ATMに比べて割高な「手数料」である。調査結果を詳しく見てみると、「コンビニのATMの手数料が妥当だと思うか」という問いに対して、58%もの人々が妥当ではないと感じていることが判明。半数以上が手数料に納得していないということは、多くの人はコンビニATMを「やむを得ず」使っている状態だということではないだろうか。いつでも使えて便利なコンビニATMだが「できることなら使いたくない」そんな最終手段だと捉えている傾向が読み取れる。
 一方で、同時に34%の人々が手数料を「妥当」だと考えている事実も興味深い。別の質問として「コンビニATMで取られる手数料を把握していますか?」に対して、82%の人が「把握している」と答えている事実を加味すると、手数料を把握したうえで妥当だと判断している人も少なくないということだといえるだろう。利便性を考えれば、多少高くても仕方ないという判断か。

 コンビニ側からすれば、多くの人から妥当ではないと不満を集めながらも、高い利用率を誇っているうちは、手数料を見直す必要はないだろう。このまま今の価格帯での運営はしばらく続いていくはずだ。「街のどこにでもあって24時間使える」というメリットと「高い手数料」というデメリットを天秤にかけて、どう捉えるかは消費者に委ねられている。あなたの金銭感覚で見て、やっぱりコンビニATM手数料は高いと思うか、それとも致し方ない出費として割り切るか、QRコード決済の「送る・送金」を利用するなど、今一度見つめ直しみてはいかがだろうか。

参照元:コンビニATMの利用率調査で81%の人が過去1ヶ月内に利用したと判明!コンビニATMを利用する理由や手数料の負担についてアンケート調査を実施【クレジットカードレビュードットコム

※サムネイル画像(Image:Quality Stock Arts / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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