iPhone修理が気軽にリーズナブルになるかもしれない! アップルが認定業者を拡大へ

iPhoneがもっと気軽に修理できるようになりそうだ。アップルの発表によれば、iPhoneをはじめとしたアップル製品の正規の修理対応が可能な認定業者の枠が拡大され、認定された業者にはアップルからさまざまなリソースが提供されるようにもなるという。
今回は、アップル製品の修理対応からみる、アップルのデバイスへの考え方をお伝えしていきたい。

アップルの正規修理業者枠が拡大

(Image:Rokas Tenys / Shutterstock.com)

うっかり落としてしまって画面が割れてしまう事故も少なくない

 アップルは3月29日、iPhoneやiPad、Macといったアップル製の製品のうち保証期間の切れたものに限った修理を任せる「独立修理プロバイダ」プログラムを、200以上の国と地域に拡大すると伝えた。当然日本も含まれており、対象地域の業者は応募で申込み認定を受けられるようだ。認定業者ではアップルから「トレーニングプログラム(無料)」や「修理マニュアル(無料)」「故障診断プロセス(無料)」などの技術的なサポートや、「アップル純正部品(有償)」「修理に用いる専用治具(有償)」といった物理面でのバックアップも受けられるという。

 これまでアップル製品の修理は、直営店やアップルの公式修理拠点である「正規サービスプロバイダ」で対応が可能となっていた。そこに今回、独立修理プロバイダが加わることで、さらに正規修理を受けやすくなるようだ。また朝日新聞の取材によれば、独立修理プロバイダではアップルの純正部品だけでなくユーザーが希望すればサードパーティーの部品も利用が可能とのこと。もしかすると、純正部品よりもリーズナブルに修理を受けられるようになるのかもしれない。

(Image:ymgerman / Shutterstock.com)

全国のアップルストアでも修理を受け付けている

 前述しているが、独立修理プロバイダで対応が認められているのは保証期間外製品のみだ。保証期間内であれば直営店・正規サービスプロバイダでないと修理ができない。しかしiPhoneはそれぞれの機種に愛着をもつファンもおり、長く使っているケースも少なくない。また中古スマートフォン市場でもiPhone人気は非常に高く、中古スマートフォン・タブレットを専門に取り扱う「ムスビー」の人気ランキングでも、トップ10の大半をiPhoneが占めていることが確認できる。それだけ過去機種が利用されているiPhoneであれば、保証期間外の製品だけを扱える修理店舗を増やすこともメリットがあるのだろう。

 これから先、街中で見かけるスマホ修理店が「iPhone修理受け付けます」という看板を掲げるようになったら、そこはきっとアップルの研修を受けて立派に腕を磨いた職人のいる修理店であると考えてよいだろう。iPhoneに限らず、Androidスマホのユーザーもそれを判断基準にして修理に持ち込んでみるのもいいのかもしれない。

参照元:保証切れのMacやiPhone/iPadの修理をより気軽かつ高品質に Appleが「Independent Repair Provider」を日本を含む世界に拡大【ITmedia Mobile

※サムネイル画像(Image:Rokas Tenys / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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