テレワーク中に同僚から言われてイラっとするセリフ、1位から3位が納得すぎる結果に!

コロナの影響もあり昨年から急速に導入が進められているテレワーク。働き方改革をうたう中、時間の使い方や働く環境を選べるといった面などではポジティブなことも多いが、日本は世界的に見ればまだまだ導入率は低い。そんな中「テレワークでイラッとすることランキング」が発表されて浮き彫りとなったのは、対面でも不満を抱いていた内容だった。

オフィスでも感じていたストレスがより深刻に

テレワーク導入率は、首都圏と地方都市圏で大きな差が出ている

 3月上旬、大和ネクスト銀行がインターネット上で「テレワークにおいてストレスを感じる同僚や上司のふるまい」に対するアンケート調査を行った。4位は13.5%で「ちょっとしたことでオンライン会議」、3位は14.1%で「オンライン会議で頻繁にフリーズ」、2位は14.4%「チャットの途中で音信不通」となり、注目の1位は22.7%で「あいまいな指示出し」となった。複数回答式ではあるものの、2~4位までが13~4%であることと比べると、20%以上の支持を集めた1位の存在が際立つ結果となった。

 「あいまいな指示出し」は対面での仕事でもありうるものだが、テレワークとなったことですぐに確認ができないタイムラグがいっそうのストレスとなるようだ。仕事におけるストレスの原因は大半が“人間関係”によるものと言われており、中でも意思疎通がうまくいかないというのは多くの人が感じているという(株式会社ビズヒッツ「仕事でストレスを感じる瞬間ランキング」)。
 テレワークによって仕事のしやすい環境で勤務できるのはストレス軽減につながると考えられるものの、かえってストレスが増えてしまうようではテレワーク自体がデメリットに感じてしまう人も出てきそうだ。

ちょっとした「雑談」がテレワークのストレス解消につながるとも言われている

 また、大和ネクスト銀行の調査にて「テレワーク中に同僚から言われて一番ストレスを感じたセリフ」という設問では、3位は「遅い・早くして」、2位は「暇そうだね・楽そうだね」、1位は「ちゃんと仕事してる?」という結果に。
 これらも上位の結果はすべて対面での仕事でも掛けられる言葉ではある。しかし、テレワークでは特に他の同僚の様子や環境も見えづらい。画面上だけの確認となり、接触の機会や細かなコミュニケーションが減ったことでよりストレスに感じてしまうようだ。

 システムや設備環境はいくらか手間と費用がかかってしまうが、ランキングに出たようなストレス要因は一工夫での解消が可能なものだろう。こういったデメリット面を少しでも減らすことができれば、日本のテレワーク導入にプラスの影響を及ぼすかもしれない。テレワークにおいては、いっそうのコミュニケーションと的確な指示を心掛けたいものだ。

参照元:テレワークでイラッとすることランキング 3位は「オンライン会議のフリーズ」、2位は「チャット中に音信不通」、1位は……【ITmedia ビジネスオンライン

オトナライフ編集部
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