楽天モバイル、au回線ローミングが東京で原則終了! 楽天回線だけで大丈夫なのか実際に検証してみた

現在でもパートナー回線に切り替わることを確認!

 実際に楽天モバイルの回線状況を確認する前に、楽天モバイルの電波(周波数帯)について解説しておこう。実は、最後発の楽天モバイルが利用できる周波数帯は、4G用の1.7GHz帯と、5G用の3.7GHz帯/28GHz帯の3つしかない。数多くの周波数帯を利用できる大手3キャリアに比べると非常に心許ない状況だ。しかも、700〜900MHz帯のいわゆる“プラチナバンド”の割り当てがないのが痛い。そのため、パートナー回線はauのプラチナバンドである800MHz帯が利用されているのである。つまり、au回線のローミングができない地域では、楽天モバイルの4Gスマホは1.7GHz帯でしか接続できないわけだ。
 このような事情を踏まえたうえで、筆者は「OPPO A73」を使って楽天回線の状況を確認した。まず、新宿にあるオフィスビル内では楽天回線で下り約62Mbps、上り約55Mbpsとかなり高速。また、筆者の自宅(タワマン高層階)では、楽天回線で下り約20Mbps、上り約34Mbps程度であった。次にスマホをもっとも使う通勤電車内の状況を確認してみよう。銀座線「浅草」から「日本橋」に移動中の電車内は楽天回線で接続されたが、日本橋に近づくと突然パートナー回線に切り替わってしまった。すでに原則終了されたはずだが、楽天回線エリア外であれば、現在もパートナー回線でローミングされることが確認できた。なお、電車で移動中のパートナー回線の速度は下り約24Mbps、上り約23Mbpsであった。

新宿にあるオフィスビル内では楽天回線で接続されており、下り約62Mbps、上り約55Mbpsとかなり高速だった

タワマン高層階でも楽天回線で接続された。ベランダ側では下り約20Mbps、上り約34Mbpsでそこそこ速い。室内に入ると少し遅くなるが、そもそも自宅はWi-Fiで接続するのであまり問題はない

もっともスマホを利用するであろう通勤電車。今回は銀座線の電車内で確認したが、しっかり楽天回線で接続されていた

日本橋に近づくと突然「パートナー回線」に切り替わった。電車を降りて地上に出ても「パートナー回線」のままである。東京の中心地で楽天回線につながらないのはちょっと意外……

 いかがだろうか? すでにパートナー回線のローミングが終了したはずの東京でも、エリア外であればパートナー回線が利用できるのが確認できた。これでしばらくは、東京でも楽天モバイルがまったくネットにつながらないという状況はなさそうだ。しかし、逆に人口カバー率が87.4%以上の東京エリアの中心地「日本橋」で楽天回線がつながらないのはいただけない。やはり、人口カバー率99%を誇る大手キャリアに追いつくには、もう少し時間が必要なのであろう。

●楽天モバイル(公式)は→こちら
●KDDI「楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア」(公式)は→こちら

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