「DMMブックス」で行われている電子書籍の「最大100冊まで70%オフ」という大盤振る舞いのキャンペーンが大きな話題となっている。対象は初回購入者に限られているものの、SNSをはじめとしたネット上ではあまりの割引率に注目が集まり「祭り」のような状態に。
今回は、このキャンペーンがもたらす可能性と、電子書籍業界の今後の盛り上がりについて考えていきたい。
気になっていた注目作まで余すことなく対象!

DMMブックスの大型キャンペーンに注目
DMMブックスでは現在、電子書籍の70%オフという破格のキャンペーンを行っている。このキャンペーン初回購入限定という縛りはあるものの、最大100冊というボリュームと、対象が全作品という幅広さで今ネット上にて「神キャンペーン」だとして話題に。Twitterのトレンドに「DMMブックス」が入るなど大きな注目を集めている。
小説や実用書、雑誌、写真集など多彩な書籍が対象となる本キャンペーンだが、注目は何といっても「漫画」。昨年大ヒットした「鬼滅の刃」だけでなく、アニメ化と共に“ネクスト・鬼滅の刃”としても人気を集める、「呪術廻戦」や、4月9日に最終回を迎えた「進撃の巨人」といった注目作も対象に含まれており、気になっていた漫画の一気買いを決めたユーザーも多いようだ。
また、このキャンペーンはユーザーが殺到しすぎたのか、4月8日には「4月12日11時59分でクーポン配布を終了する」と発表された。ネットで大きな注目を集めたことで、想定以上の反響があった様子が伺える。