みなさんが「携帯電話といえば」という質問をされたら、最初に頭に思い浮かべるのは「スマートフォン」の形状をしたものだった人も少なくないだろう。しかし、10年前に同じ質問をされたらどうだっただろうか、当時であれば「ガラケー」を思い浮かべたのではないだろうか。このように、わずか10年前後で、人々の常識すらも変えてしまう勢いで定着をはたしているとも言えるスマホ。
今回はそんなスマホの定着に関するデータをもとに、今後の技術革新への期待と人々への普及のスピード感について考えていきたい。
まさに、生活を一新したスマホという機器

もはやスマホが無い生活は考えられない…
もはや、私たちの生活になくてはならないものとなっているスマホ。ひと時代前までは携帯電話といえばガラケーだったが、今ではガラケーを使用している人の方が少数派となってしまっている。それほど驚異的なスピードでスマホは定着を果たし、ガラケーから主役の座を獲って変わっていったのだった。
ガラケーに比べて、PCに近い機能性を備えているスマホを持ち歩くことで、私たちの生活は大きく変わった。音楽を聴いたり、調べものをしたり、質の高いゲームやアプリを持ち歩き、地図によるナビゲーションを受けたりとあらゆることが一つの端末上で行えることで、日常生活の利便性は著しく向上した。またスマホの普及があったからこそ、近年のキャッシュレス決済の定着や、経済圏の形成もここまで進んでいるといえるだろう。まさに、近年で最も私たちの生活に影響を与えた機器と言っても過言ではないのかもしれない。