メイリオが堂々の1位。馴染み深いことが要因か

フォントによってイメージは全く違う。あなたはどんな印象を与えたい?
調査の結果、3位となったのはMSPゴシック。特に不動産・建築・設備業界のユーザーから人気が高く、「年配の人が見ても抵抗がない(44歳女性)」との意見が見られた。2位には20.8%の票を集めた游ゴシックがランクイン。游書体はWindow s8.1以降のWindows OSのほか、アップルの最新MacOSにも搭載されているため、同じフォントでの表示が可能だ。「高級感があり、今っぽい(41歳男性)」などのコメントが寄せられた。
そしてそれらを抑えて1位に輝いたのはメイリオ。“複数回答可”という条件ではあるものの、50%以上の人が支持しており、フォント名の語源である「明瞭」の通り、字面が大きく、やや横幅が広いため読みやすい形状であることが支持を集める要因となったことが伺えた。メイリオは横組みでの可読性を重視して作成されており、画面上でフォントを精細に表示する「アンチエイリアス」がかかっているため、見た目も綺麗だ。Windows Vista以降のシステム用フォントにも採用され、「社会人になったばかりの頃に、資料をつくるときはメイリオがいいと言われたため(35歳女性)」との声の通り、サラリーマンにとって馴染み深いフォントであるとも言えるかもしれない。
業界や社内で使用フォントがルール付けされている場合もあるが、社内ルールの確認をしたうえで、このアンケート結果を資料作りの際に考慮してみては。
参照元:【新社会人必見】100名の社会人に聞いた、WindowsPCユーザーにおすすめしたいフォントランキング2021【All About NEWS】