楽天モバイルからミリ波を含む5G対応のオリジナルスマホ「Rakuten BIG s」が発売された。価格は50,980円(税込)で、カラーはブラック、ホワイト、クリムゾンレッドの3色展開。2020年9月に発売された「Rakuten BIG」よりも本体サイズは軽量でコンパクトだが、大型ディスプレイと望遠・超広角・広角・深度即位の4眼カメラを備えているのが特徴だ。オンラインでの販売はすでに始まっているが、実店舗では5月中旬以降から順次販売される。そこで今回は、Rakuten BIG sの性能を詳しく紹介する。
コンパクトになった本体。日常生活で5Gを楽しめるように

搭載するSoCやRAM、ストレージのサイズはRakuten BIGと共通だ
まずはボディ。約227gだったRakuten BIGから約204gとかなり軽量化し、サイズも約160 x 約79 x 約9(mm)と厚みや幅はそのままに、長辺が少し短くなっている。楽天モバイルのオリジナルスマホである「Rakuten Hand」とRakuten BIGの中間に位置するサイズと言えるだろう。それに伴いディスプレイも約6.9インチから約6.4インチと小さくなったが、有機ELパネルであるAMOLEDを採用。高いコントラストかつ色鮮やかな画像表現が可能となった。
また、Rakuten BIG には無かった顔の生体認証も導入され、指紋認証と合わせて使用できる。IPX7の高い防水防塵性能やおサイフケータイ、連続待受時間が約392時間と、日常生活で便利に使える機能も備えているため、より持ち運びがしやすく、5Gを身近に利用できるモデルとなった。