アップル、ハッカー攻撃で新製品情報流出か?ダメージ以外に得た“ある効果”とは

4月20日にアップルが「iPad Pro」の新モデルを発表し、世界のアップルファンが大いに沸いた。しかしそれと時を同じくして、アップルのサプライヤー企業がハッカー攻撃を受けたことをアメリカのメディア「ブルームバーグ」が伝えた。今回サイバー攻撃を行ったのは、身代金要求型ウイルス攻撃のランサムウエアを用いたサイバー攻撃を続けている悪意あるハッカー集団「リビール」(Revil)だ。リビールは、アップル製品のサプライヤーでもある台湾のパソコンメーカー「クアンタ・コンピュータ」のネットワークに侵入し、アップルの新製品の設計図を盗み出したという。実際に盗み出されたものが設計図かどうかは定かではないが、こうしたことから盗み出された情報が、新製品のウワサとして注目を浴びるきっかけになっているのかもしれない。

万全のセキュリティ対策にも抜け道が

サイバー攻撃後にシステム障害が発生か

 別名・ソディノキビとも呼ばれる今回攻撃を行ったハッカー集団・リビール。クアンタ・コンピュータのネットワークに侵入し、生産前の新型MacBookの新製品の図面を入手したという。別の報道では「入手した情報の一部をネット上に公開し、アップルに『MacBookの情報をこれ以上流出させない』対価として5,000万ドルの支払い」を要求しているようだ。まさにランサムウエアで身代金を要求するのと同じような手口だ。
不正明日セスの被害を受けたとみられるクアンタ・コンピュータも、悪意あるハッカーによる攻撃を受けたことは認めているという。しかしその攻撃によってどの程度の範囲に被害を受けたかやどのレベルの情報が危険に晒されていたのかは言及しなかった。

 もし本当に新製品の情報が漏れていた場合にはアップルへの被害も少なくないものとなるだろうが、一方であまり深刻な情報は漏れていないことも十分に考えられる。現在リビールが公開している情報は、あくまでも新型MacBookの情報のうちそこまで重要ではない部分のみとされる。もしかすると、核心の情報を持っておらずハッタリをかましてゆすりをかけている可能性もあるだろう。アップルが「核心の情報が流出したか否か」をどう判断するかに注目が集まる。

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