好きなビールブランド調査結果、3位はモルツ、2位は一番搾り、圧倒的支持を得た1位は?

スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が日本全国の男女を対象に、自宅でビールを飲む頻度や、好きなビールブランドについての調査を実施した。コロナ禍で飲食店の時短営業が続き、自宅でビールを飲む機会が増えたという人もいるだろう。そんなおうち時間でのビール需要が高まる中、見事「好きなビールブランド」に選ばれた銘柄を伝える。

「アサヒ スーパードライ」が全世代で1位に

1位はアサヒだが、キリンも3銘柄がランクイン

 20代~50代の男女を対象に行われた同調査。「ふだん、自宅でどのくらいの頻度でビールを飲んでいる?」という項目では、女性より男性の方が自宅でビールを飲む頻度が高いことが分かった。週1回以上自宅でビールを飲む人は男性全体で38%を占めたのに対し、女性は19%と約2倍の差が開いた。また、ビールを週1以上で飲む男性の中でも年代別に細かく見てみると、50代・40代が最も多くともに47%と、約半数以上が週に1回以上ビールを飲んでいることが明らかに。

 男性のビール需要が高まっている中、自宅でビールまたはそれ以外のお酒を飲むと回答した人を対象にした項目「発泡酒や第三のビールを除いた、好きなビールのブランド」で1位に選ばれたのは「アサヒ スーパードライ」。全世代で圧倒的支持を得ており、自宅でお酒を飲む頻度が高い40代では44.4%、50代では41.5%という結果に。一方で、「好きなブランドはない」と回答した人は20代が最も多く、37.0%を占めた。20代の回答では8位の「よなよなエール」のように、40~50代の回答には見られなかった銘柄もランクイン。とくに銘柄にこだわりがなくビールを楽しむ人が多いほか、20代のビールの好みが多様化していることが伺える。

キレがあり、すっきりとした飲み心地がスーパードライの特徴

 スーパードライといえば、開栓するときめ細かい泡が自然に発生する「生ジョッキ缶」が売れすぎて一時出荷停止したことも記憶に新しい。ビールでは例を見ない全開タイプの飲み口や、自然に泡が発生する面白さがSNSでも話題に。さらに、サーバーで注いだような味わいが楽しめるのもビール好きにとっては嬉しいポイントだ。そんな生ジョッキ缶はメーカーの想定を超える人気を博し、4月6日の発売以降、供給が追いつかず一時出荷を停止。アサヒは現在一斉販売に向け準備を進めているという。

 「好きなビールのブランド」で2位にランクインしたキリン・一番搾りは、2020年10月に日本初となる糖質ゼロビールの販売をスタート。それに続き、サントリーも4月に同じく糖質ゼロの「パーフェクトサントリービール」を販売した。「自宅でビールを飲みたいが、コロナ太りが気になる」という人にターゲットを絞った“糖質0”戦略が売上にどう影響するかにも注目だ。コロナ禍のビール需要にあわせ試行錯誤しながら商品開発を進めるビールメーカー。好みの多様化に柔軟かつ迅速に対応することが、20代ユーザーを取り入れるカギとなりそうだ。今後もライフスタイルの変化にあわせた新商品に注目が集まる。

参照元:自宅でビールを飲む人はどのくらい?好きなビールのブランドは?【リサーチノート

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