Google Meetに新機能追加で利便性に遊び心も加わって、 Zoomユーザー乗り換え時かも

テレワークやプライベートでもオンラインでのやり取りが普及しつつある今、あなたはどんなWeb会議サービスを利用しているだろうか?「Skype」や「Zoom」などさまざまなサービスが存在しているが、今回「Google Meet」が多機能を追加してさらに便利に使いやすくアップデートされたという。いまだにどのサービスが自分に合っているのか迷っている人に、パワーアップしたGoogle Meetの新機能や魅力を紹介していこう。

ビジネス特化のWeb会議サービス

Gmailやカレンダー、SheetなどGoogleアプリケーションとの連携も取りやすい

 Google Meetとは、グーグルが提供するWeb会議サービス。もともと「Google Workspace(旧G Suite)」と呼ばれるビジネス向け総合サービスの一部として提供されていたため、ビデオ会議などを早期の導入していた先進的な企業の一部で導入されてきた。
 特徴はやはりビジネス向けに特化していること。そのため、外部の侵入や情報の流出を防ぐセキュリティ機能が他サービスに比べて優れているという。

 また、Webブラウザ上で会議を行えることも特徴のひとつ。コロナ禍で個人のコミュニケージョンツールとしても一気にユーザーが増加したZoomやSkypeなどのように専用アプリのインストールは不要。もちろん専用アプリも存在しているため、移動中の使用も可能だ。

(Image:ymphotos / Shutterstock.com)

Zoomにあった遊び心がGoogle Meetにも加われば、サービスの乗り換えが発生する可能性も

 そんなGoogle Meetが5月から新機能を追加すると発表。インターフェースのデザインも刷新し、かなりの改善・変更を加えたという。たとえば、会議画面で自分の映像を非表示にできる機能だ。自分の姿が映っていたスペースに別の参加者が映るようになることでより多くの参加者を表示することができる。また、高画質な映像でよりスムーズな会議が行えるよう、明るさを自動的に調整するオプションも追加される。

 これまでZoomなどでは利用できたが、Google Meetには搭載されていなかった「バーチャル背景機能」も一歩飛躍。なんと、動画を背景として使用できるように。はじめのうちは3種類の既存のものから選択する形だというが、今後自らの好みに合わせて設定ができるようになるかもしれない。
 さらに嬉しいことに、2021年3月末までとしていた無料版Google Meetでの時間無制限利用を6月末まで延長することも明かされている。無制限利用期間が終了しても本来60分まで無料のサービスが引き継がれるとなれば、無料版Zoomの40分よりも長い時間の利用が可能だ。

 安心安全のセキュリティに加えて、エンターテインメント性まで備わることになりそうなGoogle Meet。これらの機能追加で、よりユーザーの幅を広げていくだろう。プライベートユースで厚い支持を誇ったZoomも、うかうかしていられなくなるのかもしれない。今後のWeb会議システムのシェア争いがさらに白熱することになりそうだ。

【参照元】Google Meetがもっと便利に! 追加予定の新機能とは?【lifehacker

※サムネイル画像(Image:Ink Drop / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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