仕事のストレス症状ランキング、テレワークの影響なのか1位になったのは誰もが感じる「あの症状」

仕事のストレスを感じた時、みなさんはどのような症状を感じるだろうか。肩こりなどの身体的な症状や、気分の落ち込みなどの精神的な症状まで、被害は人それぞれである。今回、Webメディアを運営する正モバイルではストレスに関する調査を行い、ストレスの症状のランキングを発表した。1位になったのは、誰しもが経験したことのある「ある症状」だった。

新しいストレスが生まれ続ける現代人…

テレワークでストレスを感じている人もいるかもしれない

 みなさんは仕事でストレスを感じる時はあるだろうか。最近ではテレワークが推奨される企業も多く、効率的で自由に働くことができるとストレスが大きく軽減された人もいる。一方で仕事とプライベートの境目があいまいになることで仕事の意識を抜ききれず、「部屋でデスクを見るだけで気が滅入る」、「部屋にいても仕事のことを考えてしまう」といった意見も聞かれ、“新しい働き方”に今までなかった新しいストレスを感じてしまっている人もいる。また働き方だけでなく、外出自粛やイベントの縮小や中止が相次ぎ、プライベートでの息抜きのしにくさがストレスとなって、仕事に悪影響を与えている人もいるのではないだろうか。
 そんな中、サラリーマンが「ストレスを感じた時どのような症状が出るか」という調査が実施された。一位になったのは、みなさんも経験したことがあるだろう症状となった。

気分の落ち込みを感じたら、それはストレスのせいかも

 正モバイルでは、全国の働く男女500人に「仕事ストレスの症状となる代表的な10項目」について選択してもらう調査を実施した。1位は「気分の落ち込み」(284人)、2位が「焦りや怒りやすい、疲れやすい」(216人)、3位が「頭痛や肩こり、めまい」(186人)、4位が「夜眠れない、夜中に目が覚める」(145人)、5位が「思考力が低下」(104人)という結果になった。1位の気分の落ち込み、2位の焦りや怒りやすい、疲れやすいが200人以上からの回答を集め、現代人のストレス症状として圧倒的なものであるということが分かった。
 3位に肩こり、めまいなどの身体的な不調がランクインしているものの、トップ2はどちらかといえばメンタル的な不調を訴える回答となっている。現代人のストレスの被害は当人以外には、見えにくい形で表れるのかも…。「なんだか最近気分が乗らないな」、「元気がでないな」と感じたらそれは身体からのストレスへの信号かもしれない。ストレスでパンクしてしまう前にリフレッシュなどで気分を切り替えることを意識したほうがいいだろう。

 現代人のストレスの被害は身体的な不調よりも、メンタルにグサッと来ることが多いことが分かった今回の調査結果。仕事で病みそうになっている人の不調は周りの人がSOSを感じ取りにくいのかもしれない。元気がなさそうな人や怒りっぽくなっているがいたら、その奥にあるストレスの存在をくみ取ってあげて、早めに声をかけてあげたほうがいいだろう。延いてはそれが、働き方改革のひとつになるのだから。

オトナライフ編集部
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