ストレスは見えにくいところから現れるようだ

気分の落ち込みを感じたら、それはストレスのせいかも
正モバイルでは、全国の働く男女500人に「仕事ストレスの症状となる代表的な10項目」について選択してもらう調査を実施した。1位は「気分の落ち込み」(284人)、2位が「焦りや怒りやすい、疲れやすい」(216人)、3位が「頭痛や肩こり、めまい」(186人)、4位が「夜眠れない、夜中に目が覚める」(145人)、5位が「思考力が低下」(104人)という結果になった。1位の気分の落ち込み、2位の焦りや怒りやすい、疲れやすいが200人以上からの回答を集め、現代人のストレス症状として圧倒的なものであるということが分かった。
3位に肩こり、めまいなどの身体的な不調がランクインしているものの、トップ2はどちらかといえばメンタル的な不調を訴える回答となっている。現代人のストレスの被害は当人以外には、見えにくい形で表れるのかも…。「なんだか最近気分が乗らないな」、「元気がでないな」と感じたらそれは身体からのストレスへの信号かもしれない。ストレスでパンクしてしまう前にリフレッシュなどで気分を切り替えることを意識したほうがいいだろう。
現代人のストレスの被害は身体的な不調よりも、メンタルにグサッと来ることが多いことが分かった今回の調査結果。仕事で病みそうになっている人の不調は周りの人がSOSを感じ取りにくいのかもしれない。元気がなさそうな人や怒りっぽくなっているがいたら、その奥にあるストレスの存在をくみ取ってあげて、早めに声をかけてあげたほうがいいだろう。延いてはそれが、働き方改革のひとつになるのだから。