AirTag、早くもセキュリティ機能に疑問「安価で効果的なストーキング道具」と批判の声

米アップル社が4月30日に発売を開始した紛失防止タグ「AirTag」が話題だ。発売前から注目が集まり注文を検討している人も多いようだ。しかし、ここにきてAirTagのセキュリティ面について、米有力紙ワシントンポストにある気になる懸念が掲載された。とても便利な道具だが、本当に安全なのか?悪用されることはないのか?すでにAirTagを購入した人も、購入を検討している人も、何が問題とされているのか知っておいたほうがよいだろう。

“アンチストーキング機能”は有効か? Androidユーザーは要注意!

(Image:Jack Skeens / Shutterstock.com)

世界中にある数億台のiPhoneやiPadデバイスのネットワークを利用するため高い精度が特徴

 財布や鍵、鞄など大切な物に装着しておくと、紛失した際にBluetoothを使い簡単に探し出すことができるとても便利な紛失防止タグ・AirTag。MMD研究所が4月に行った調査によると、39.5%の人が興味があると答えるなど、高い関心度を示している。

 他社からも同様の紛失防止タグはすでに発売されているが、後発だけにしっかりと設計されていて探し出す精度は高い。発売前からプライバシーやセキュリティ面に関して懸念の声も多かったが、公式サイトには「AirTagは、不要な追跡に使われないように設計されています。誰かのAirTagがあなたの持ち物に紛れ込んでも、あなたのiPhoneがそれを検知してアラートを表示。見つけられない場合でも、AirTagが音を鳴らしはじめるので安心です。」とアンチストーキング機能が設計されているため安全だと解説している。

 しかしそのセキュリティ機能は万全ではなく、むしろ悪用され「安価で効果的なストーキング道具」になる危険があると批判する記事を米有力紙ワシントンポストが掲載した。同紙が実際にテストで友人のエアタグを自身の鞄に入れ1週間追跡を頼んだところ、自宅の住所など正確な位置情報が友人に提供されたとのこと。
 「AirTagで追跡されている」というアラートは、追跡されてから3日後に鳥のさえずり程度の音量で15秒間鳴っただけで、思ったよりも効果的ではなかったのだという。さらにAndroid携帯ではアラートが表示されないので、とくにAndroidユーザーにとっては強力なトラッキング道具になり得てしまうと警告した。

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