楽天モバイル、気づけばパートナー回線のまま切り替わらず損している可能性も?

2021年夏頃までに、楽天回線エリアの人口カバー率96%を目指すと公言している楽天モバイル。現在、首都圏や大阪・名古屋などの人口が多い都市や地方の政令指定都市などが楽天回線エリアとなっているが、エリア外ではパートナー回線であるau回線を利用することになる。楽天モバイルは月額3,278円(税込み)でデータ通信無制限をアピールしているが、それはあくまで楽天回線のみ。au回線は月5GBまでと制限があるため、できるだけ楽天回線を利用したいと考えるのがユーザー心理というものだろう。

だが、楽天回線エリアにいるにもかかわらずau回線を拾ってしまうなどの現象や、au回線エリアから楽天回線エリアに移動した際に自動で回線が切り替わらないという事態が起こることもある。そんな時のために、どの回線に接続されているかの確認方法と、手動での切り替え方法を紹介する。

気づけばパートナー回線のままだった……という罠に陥らないために

データ使用量無制限なのは楽天回線のみ。注意が必要だ

 まずは楽天モバイルのサービス対象エリアを見てみよう。公式サイトの「通信・エリアページ」を見ると、地図上で楽天回線エリアとパートナー回線エリアで色分けして公開されているが、市区町村名や住所で検索することもできるため、自宅や職場などの生活圏が対象エリアに含まれているか確認してほしい。
 ユーザーの声に耳を傾けてみると、楽天回線は利用時間にかかわらず安定して速度が速く、快適に使用できるとのことだが、パートナー回線の通信速度は利用者が多い21時台などは、若干通信スピードが遅くなる傾向にあるようだ。また自身が楽天回線エリア内にいても、通信状況が悪く電波が届かない時はパートナー回線に切り替わることがあるので、エリア内にいるからと油断はできない。少々面倒だが、以下の方法で確認するのが確実だ。

・Androidの場合

「my楽天モバイル」アプリから「楽天回線エリア」「パートナー回線エリア」のどちらの表示があるかを確認する。2回線以上の契約をしている場合は、利用中の回線番号も要確認。

・iPhoneの場合

「my楽天モバイル」アプリで高速データ容量を確認する。データ容量が消費されていたらパートナー回線を利用、消費が進んでいなければ楽天回線を利用していると判断。

iPhoneユーザーはとくに注意!au回線→楽天回線へは自動切り替えにならないことも

(Image:Mdisk / Shutterstock.com)

iPhoneの場合は手動での切り替え操作が必要となることもある

 楽天回線エリアにいるにもかかわらず、回線が自動で切り替わらないという時は手動での切り替えを試してほしい。とくにiPhoneを使っている場合、「iPhone 12」以降のシリーズは自動切り替えに対応しているが、それ以外は手動での操作が必要だ。

・iPhone 12シリーズの場合

モバイルデータ通信をOFF。約10分経過後、モバイルデータ通信をONにする。

・「iPhone XR」から「iPhone SE」(第2世代)、Androidの場合

機内モードのON/OFFを切り替えるか、本体を再起動する。

・「iPhone 6s」から「iPhone X」の場合

楽天回線のみつながるエリアへ移動

 いかがだろうか。少々面倒だな……と感じるのは否めないが、au回線の利用が月5GBを超えてしまったら、速度制限で我慢するか1GB/550円でチャージするしかない。何はともあれ、一刻も早い自社回線エリアの拡大を望みつつ、それまでは手動操作を忘れないようにしたい。

参考元:楽天モバイルの自前回線とパートナー回線、通信速度に違いはある?【@DIME

オトナライフ編集部
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