ゼロデイ攻撃を受けないために即時のアップデートを

脆弱性対策はデジタルデバイスに欠かせない防御だ
脆弱性の存在をめぐる、悪意あるハッカーと開発側の対策はイタチごっこだ。新たなソフトウェアがリリースされると、悪意あるハッカーはすぐに解析し突破できる脆弱性を探し出し悪用する。その悪用によって開発側が脆弱性の存在を知り、その対策に当たっている。そうした「脆弱性の存在が判明してから対策のアップデートが公開されるまでの間」を狙った“ゼロデイ攻撃”と呼ばれる悪意あるハッカーの攻撃があるからこそ、アップルやそのファンたちは被害者を減らすためにすぐにアップデートすることを呼び掛けているのだ。
今回のiOSをはじめ、新たなバージョンが公開されると自動でアップデート対応してくれるソフトウェアも少なくない。しかしiPhoneも手動でのアップデートに切り替える機能があったり、中には手動でないとアップデートされないタイプのソフトウェアも存在している。そうしたソフトウェア・デバイスを利用しているユーザーは、とくにセキュリティに対して高いアンテナを持っていることが求められるだろう。
この記事を読んでいるiPhoneユーザーは、現在のiOSのバージョンをあたらめて確認してみよう。それがセキュリティ対策の第一歩だ。
参照元:今すぐiOS 14.5.1にアプデしたほうがいいよ!【GIZMODO】
※サムネイル画像(Image:Woraphong Suphutayothin / Shutterstock.com)