Twitterで「それ間違ってますよ」の指摘は逆効果!? ある研究結果で衝撃の新事実が判明

突然指摘されて冷静になれないのもわかるが……

情報の取捨選択・事実確認がフェイクニュースの拡散を防ぐ

 これまで、同様の研究結果では「フェイクニュース対策には、記事の見出しが正確かどうかを考えさせることが有効」とされてきたが、今回発表された実験ではまったく逆の結果となった。
 しかし、今回の実験の被験者が“逆上”する気持ちを理解できなくもない。というのも、まったく関係のない人物から、突然真っ当に間違いを指摘されたらムッとしてしまうのも分かるからである。なおさら、SNSで全世界に向けて公開された状態で自分の信じている意見を完全否定されるのだから、被験者たちの感情はさぞかし逆撫でされたことだろう。しかしだからといって事実無根の情報を拡散していいわけではなく、今回対象となったフェイクニュースの拡散者には冷静に行動していただきたいばかりだ。

 人間には、自分の考え方に沿った情報は簡単に受け入れて、反対の情報は排除する傾向があるそうだ。SNS内で何回も同じニュースに触れるうちに、同じ意見だけが共鳴し合って拡散され、反対意見は排除されていく。たとえ疑問を抱いたとしても、知人がリツイートしているなら真実だろう、などと都合よく捉えるようにもなる。そこでいま一度、ネット上は間違った情報が拡散しやすい環境であることを認識した上で、簡単に噂話を信じたり事実確認もせず人に伝えたりしないよう、一人ひとりが気を付けたいものである。

参考元:Twitterでフェイクニュースを指摘された人は「かえって意見が偏っていく」との研究結果【GIGAZINE

※サムネイル画像(Image:Postmodern Studio / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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