約150種類の「最強カップヌードルランキング」3位カレー、2位シーフード、意外にも1位は?

101971年に誕生し、2021年で50周年を迎える日清のカップヌードル。この半世紀で世に送り出されてきたカップヌードルの種類は約150種類にも及ぶという。当初から海外進出を視野に入れ開発された同商品は、今では100カ国もの国で発売され世界中で高い人気を誇っている。ここではそんな世界中で愛されるカップヌードルの不変と進化の歴史を紐解きながら、150種のカップヌードルの頂点に立つ、最強のカップヌードルは何味なのか、アンケート結果と実際の売り上げから見ていきたい。

50年間、変わらぬ味。名実ともにトップに君臨する最強カップヌードル

(Image:Wacharin Soponthumkun / Shutterstock.com)

定番から限定商品まで多くの種類が発売され、2020年は国内年間売上1,000億円を達成

 世界初のカップ麺として1971年9月に発売されたのは醤油味の「カップヌードル(レギュラー)」。1973年に「カレー」が、1982年に「チリトマト」、1984年に「シーフード」が登場し、定番のロングヒット商品となっている。常に変わらぬ味を提供することが大切だと考え、発売以来、基本的に味は変わっていないのだという。

 gooランキングが2021年3月に行ったオンラインアンケート「これぞ最強だと思うカップヌードルランキング」では、4位がチリトマト、3位がカレー、2位がシーフード、そして1位は2021年に50周年を迎えた醤油味のカップヌードル(レギュラー)という結果となった。さらに公式サイトによると、国内の売上げ3位はカレー、2位がシーフード、1位はやはりカップヌードル(レギュラー)だという。さまざまな味を楽しみながらも、50年間変わらぬあの味が名実ともに、最強のカップヌードルなのだということが分かった。
 これほど多くの種類がありながら、シンプルで一番古くからある味が飽きられていないのは意外な気もするが、それだけ深く根付いた国民食ということなのだろう。

(Image:YnetteT / Shutterstock.com)

国ごとに現地の食文化を取り入れ開発された商品は、現地でしか手に入らない

 世界中で発売されているカップヌードルは、2020年9月の時点で累計450億食を超えているという。なぜこれほど海外でも人気が高いのか。それは日本の商品をそのまま海外で売るのではなく、それぞれの国や地域の食文化に合った商品を開発、販売しているから。
 たとえばタイの「トムヤンクン」やインドの「マサラ」など、現地でしか手に入らないその国限定の商品だ。さらに麺を啜る習慣がない欧米では麺の長さを短くしたり、気温を高く熱いものが好まれないインドでは汁なしの焼きそばタイプの商品を展開したり、さらにイスラム教徒が多い国では豚由来の原料は使わないなど、それぞれの食文化に根付いた商品開発が行われている。

 2020年からのコロナ禍でますます需要が上がっている、日清のカップヌードル。日本でも「世界のカップヌードル」というシリーズで発売されている。海外旅行気分で海外の味を楽しむのもよいかもしれない。今後も変わらぬ味と進化し続けるカップヌードルの人気は今後も続いていくことだろう。

参照元:これぞ最強だと思うカップヌードルランキング【gooランキング

※サムネイル画像(Image:Wacharin Soponthumkun / Shutterstock.com)

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