メインで使っているクレカランキング、3位dカード GOLD、2位Visa LINE Payクレジットカード、1位は?

動画メディア「山田のレゾンデートル」の発表したキャッシュレス決済に関する各種のシェア調査が注目を集めている。QRコード決済や電子マネー決済のシェアも発表されているが、今回はクレジットカード決済に注目していきたい。

日本国内でも多数のクレカ会社が存在するうえに、持っているだけで箔がつくであろう海外のクレカ会社も人気だ。加えて還元率や利用可能なサービスの優遇もある上位カードなど、さまざまな選択肢が存在するクレカ決済。はたしてどんなカードが1位となるのだろうか…。

楽天カードはクレカ入門にうってつけ?

(Image:financial.showcase-tv.com)

印象的なCMでも知られる楽天カードが、はじめて作ったクレカ部門で1位の(山田のレゾンデートル調べ)

 発表された「キャッシュレス決済 実態調査2021年4月」ではクレカに関わる内容として、「初めて作ったクレジットカード」と「メインで使っているクレジットカード」を調査している。

 「初めて~」で1位となったのは、129人が選んだ「楽天カード」だ。2位にはメガバンク・三井住友銀行系の「三井住友カード」、3位にもクレジットカードの主要ブランド・JCBの「JCB一般カード」が並んだ。どこも各業界の大手にあたる有名企業のクレカであり、初めて作るビギナーにとっては安心できるカードと言えるだろう。これらのカードを選んだ理由を見ても「作りやすさ」「一番オーソドックスなカードなので」「初任給の振り込み先銀行に勧められた」といった、とっつきやすさや周囲の評価を見て決めた印象が強い。

(Image:financial.showcase-tv.com)

現在メインで使っているクレカ部門でも楽天カードが1位に。子どもでも知っている「楽天カードマン」のCM効果なのか(山田のレゾンデートル調べ)

 一方で「メインで~」の調査に転じると、1位・楽天カードは同じながら、2位は「Visa LINE Payクレジットカード」3位には「dカード GOLD」が並ぶ結果となった。
 その理由を見ると、楽天カードやdカード GOLDでは「楽天経済圏に魅力を感じたから」「ドコモユーザーなので」といった自らの属する経済圏の影響もみられるようだ。また2020年に登場したばかりで2位に食い込んだVisa LINE Payクレジットカードでも、「還元率の高さとその適用範囲の広さ」と、2021年4月まで初年度特典として3%という破格の還元率を誇っていたことも影響している様子が伺える。
 また、二冠達成となった楽天カードも、5位にはその上位カードとなる「楽天プレミアムカード」がランクイン。楽天カードとは違い年会費のかかる種類ながら、「年会費以上のメリット・ポイント獲得」できるほどの支払いを行うようになった楽天カードユーザーがそのままステップアップしているのかもしれない。
 他方で、「アメリカン・エキスプレス」のカードがトップ10に複数ランクインしたり、楽天プレミアムカードをはじめ各クレカ会社の上位カードが並んだりと、やはり初めて作ったカードのラインナップとはまた違う、“ステータス”の意味でも重宝されそうなカードが多く並んでいることも特徴的と言えそうだ。

 「初めて~」と「メインで~」の理由を比較すると、やはりサービスの入り口は“知名度”や“安心感”が大切だが、使い慣れてくると“おトク”に目を向けるようになることがあらためて浮き彫りとなった。
 読者のみなさんも、何かのタイミングで自分の利用しているクレカの上位カードなど、一段上のハイグレードなクレカを検討してみてはいかがだろうか。

参照元:キャッシュレス決済はどれがいい!?もう多すぎ!比較しておすすめ教えて【金融Lab.

※サムネイル画像(Image:americanexpress.com,rakuten-card.co.jp,d-card.jp,smbc-card.com

オトナライフ編集部
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