若者選ぶ「インフルエンサー」ランキング、3位渡辺直美、2位ひろゆき、断トツ1位は?

「インフルエンサー」という言葉が世間に浸透してからしばらく経つが、実はインフルエンサーが何なのかはっきりと説明できない人も少なくないだろう。Wikipediaによると、インフルエンサーとは「世間に与える影響力が大きい行動を行う人物」を指す。インフルエンサーと聞くとYouTuberやインスタグラマーを想像してしまうが、影響力があれば芸能人であろうと一般人であろうと関係ない。「この人はインフルエンサーだ」と意識していなくても、その人がオススメしたものを購入したり、発言に影響されたりしていれば、その人はインフルエンサーなのだ。

今回、ある調査によって15歳~24歳の男女が「一番信頼している/参考にしているインフルエンサー・有名人」が明らかになった。若者はいま、いったい誰に影響を受けているのだろうか。

男性人気は「HIKAKIN」が断トツトップに! ついでひろゆき、松本人志

YouTubeチャンネル登録者数900万人超えの「HIKAKIN」が総合で1位に。最近はテレビでタレントや芸能人とのメディア露出も多く、知らない人はいない存在(出典:LINEリサーチ)

 LINEリサーチが全国の15~24歳の男女に行った調査によると、「いちばん信頼している/参考にしているインフルエンサー・有名人」を自由記述形式で挙げてもらったところ、1位はHIKAKIN(ヒカキン)で2.2%、2位が2ちゃんねる創設者のひろゆきで1.1%、3位が渡辺直美で0.9%という結果になった。
 また、男性の回答者の年齢別に見ても、いずれの世代でもHIKAKINが圧倒的な1位に。2位はひろゆきで、15~18歳と19~22歳の3位はダウンタウン・松本人志、23~24歳の3位はYouTuberの東海オンエアとなった。

最近はYouTuber芸人とか、タレントYouTuberとか◯◯YouTuberいうのは肩書きなのか? 今後もテレビからYouTubeへの流れは止まりそうもない

 近年はテレビ離れが進んでいることから、「若い人は芸能人よりもYouTuberの方が知っている人が多い」というのはよく言われてきたことだ。この先、この“若い人”が30代になり、40代になり、“世間”になる。すると、芸能人よりYouTuberの方が認知度が高いなんていう状況も容易に想像できる。
 今回のランキングを見る限り、すでに若者にとっては「松本人志よりもHIKAKIN」なのである。自分が好きなYouTuberと、配信などを通して当たり前につながることができる若者にとって、遠い存在である芸能人を崇拝する時代は終わりを迎えているのだろう。

 また、ITツール比較サイト・STRATE(ストラテ)のアンケート調査によると「年収が高い世帯ほど、YouTubeを長時間視聴する割合が少ない」という結果が出ていたが、時代が進むにつれてこの傾向がひっくり返ることもあるかもしれない。私たちの生活に自然に溶け込むようになってきたYouTubeとYouTuber。芸能人よりも存在価値発揮し、これからどんな躍進を遂げるのだろうか。今後に注目したい。

出典元:若年層が選ぶインフルエンサー・有名人の1位は「HIKAKIN」に!【LINEリサーチ】

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