eスポーツ(esport)今さら聞けないシューティングゲーム(FPS)用語 「キルレ」「ナーフ」って何?

近年、オリンピック競技の候補になるなど、世界的な盛り上がりを見せている「eスポーツ(esports/イースポーツ)」。eスポーツとはビデオゲームで対戦する競技のことで、現在ではプロリーグが多数存在し、海外では賞金総額20億円を超える大会も開かれている。そんなeスポーツのなかでも人気のジャンルとなっているが「一人称ガン・シューティングゲーム(FPS)」だ。世界大会の実況中継も盛んに行われているが、用語が分からないと十分楽しめないだろう。そこで今回は、FPSのゲーム用語について解説するぞ!

FPSって何? 中継を楽しむには専門用語を覚える必要あり!!

 海外ではプロリーグが多数存在し、賞金総額20億円超の大会が開催されるほどの人気を誇る「eスポーツ」。近年、オリンピック競技候補に挙がるなど、世界的な盛り上がりを見せている。そもそもeスポーツとは、“エレクトロニック・スポーツ”の略で対戦型のビデオゲーム競技のこと。サッカー、カーレース、格闘ゲームなど様々なジャンルのゲームで競技が行われているが、eスポーツのなかでも、動体視力や反射神経の観点から、もっとも選手生命が短いとされるのがFPSである。
 FPSとは「First-person shooter」の略で“一人称のガン・シューティングゲーム”という意味。銃を使った打ち合いゲームにおいて、画面では自分が操作するキャラクターの両手しか見えず、実際に銃を構えて撃つような視点で対戦できる。同じガン・シューティングでも、自分のキャラクターの姿を後ろから見るTPS(Third Person Shooter)よりも、没入感がよりアップするのが特徴だ。元々、FPSは家庭用ゲームで主に1人で遊ぶゲームであった。複数人で遊ぶには家に集まって分割画面で遊ぶしかない。しかし、高速インターネット回線の環境が整い、オンラインによる複数人同時プレイが可能となったことで、爆発的ヒットとなったのである。もちろん、FPS世界大会の実況中継は頻繁に行われているが、より深く楽しむには、やはりFPSの基礎用語をしっかり覚えておく必要があるだろう。

(Image:Roman Kosolapov / Shutterstock.com)

eスポーツはすでにプロリーグも発足しており、賞金総額数十億円レベルの世界大会も頻繁に行われている

FPSは一人称のガン・シューティングゲーム。eスポーツでも非常に人気のあるゲームジャンルである

■安地(あんち)

「安全地帯」の略。FPSでは市街地、工業地帯、山岳地帯など様々な場所が舞台となるが、敵から攻撃を受けない安全な場所がある。たとえば、味方の盾の後ろや、ゲームシステム上攻撃できない場所なども安地となる。

■ナーフ化

 ゲームのアップデートや修正が入ったために、銃の性能が極端に落ちることを表す。そもそも「ナーフ(NERF)」とはアメリカのハズブロ社が製造・販売しているトイガンのこと。子ども向けのトイガンなので、人に当たっても怪我をしないように弾が柔らかい材質で作られている。そのため、銃の性能が極端に落ちたときに用いられるのだ。たとえば「あの銃は強すぎたから修正が入り“ナーフ化”された」などという場合がある

■イモる

 一定の場所から動かないでずっと隠れている状態のこと。ゲーム中に撃たれることを恐れ、積極的に動かない人を中傷する意味合いが強い。元々は狙撃されないよう匍匐前進している姿を、“芋虫のようだ”とバカにしたことが始まりだと言われている。

■Kick(キック)

 Kick(キック)とは蹴ることではなく、「追い出す」あるいは「追放する」ことを意味する。たとえば、プレイ中の部屋(サーバー)から追い出されることを「キックされる」という。キックされる理由は様々だが、チーム戦なのに味方を故意に何度も撃ったり、規約違反を繰り返す“荒らし”ユーザーなどがキックされる。FPSに限らずどんなゲームでも“荒らし”は嫌われるぞ!

■エイム

 英語表記では「Aim」「Aiming(エイミング)」となり「銃の照準を敵に合わせる」動作のことを指す。たとえば「エイムがうまい」なら“ヒット率が高い”射撃が上手な人のこと。逆に「エイムが下手」なら敵に弾を当てられない射撃が下手な人という意味になる。

■Aim Down Sight(ADS)

 ADSとは「銃の照準器を利用したエイム」のこと。ゲーム中に遠距離の敵を精密射撃で撃つ場合は、狙撃銃を利用したエイムで照準器(スコープ)を覗くような演出が発生する。ゲームによっては弾丸の性能も変わることも……。逆に、照準器を利用しない普通の撃ち方は「腰だめ撃ち」と呼ばれている。

遠距離の敵を撃つ場合は狙撃銃の照準器を覗くような画面に変わる。このように照準器を覗きながら射撃することを「ADS」という

■クリアリング

 敵がいないか周囲を探ること。ただ、漫然と見ているだけでなく、敵がいないか確認(クリア)していき、安全な場所を広げていく作業になる。FPSでは撃たれてはじめて敵に気づくことも多いが、敵よりも先に発見した場合は優勢に攻撃できるため、大きなアドバンテージになる。

■カバー

 味方を「援護する」という意味。具体的には、先行する味方をサポートするように後ろからついて行き、周囲を警戒する行動を示す。アイテムを奪取するフラッグ戦などではチーム力が試されるが、不利な状況を作らないように、より“カバー”が重視される。

■フレンドリーファイア(FF)

 味方の弾が当たること。つまり”同士討ち”のことだ。FPSのチーム戦では間違って味方を撃ってしまうこともあるが、ゲーム設定でフレンドリーファイアのアリ・ナシを変更できることが多い。

■キルレート

 戦闘の結果から「キル数/キル数+やられた回数」を%で割合にしたもの。「キルレ」と略されることもある。基本的にこのキルレートの数値が高ければ高いほど、上手いプレイヤーだと判断できる。たとえばキルレートが100%の場合、1回も敵にやられていないうえに、敵をキル(倒して)いることになる。逆にキルレートが0%の場合、1回もキルできずやられている状態を示す。

■リスポーン

 リスポーン(Respawn)は「復活」すること。FPSでは1回やられると、特定の場所からプレイヤーが再出現(復活)してゲームが再開されることが多い。これを「リスポーン」と呼び、しばしばその再出現位置が問題となる。また、リスポーン直後にやられることを「リスポーンキル」、リスポーン位置で待ち伏せをすることを「リスキル狙い」などと呼ぶ。

■ヘッドショット

 頭(ヘッド)をピンポイントで狙い、大きなダメージを与えること。胴を撃つよりもダメージが大きいので一発逆転要素も強く、ヘッドショットの割合が戦況を大きく変えることもある。

■WASD

 FPSでよく使われるキーボードの操作キーのこと。「W」が前進、「S」が後進、「A」が左平行移動、「D」が右平行移動となる。マウスカーソルで視点や照準を変更し旋回を行う。

FPSはアーケードゲームではなく、北米の家庭用ビデオゲームから発展した。そのため、ほかのゲームよりもプレイヤー同士の誹謗中傷も多いそうだ

 いかがだろうか? 今回はFPSでよく使われる用語に絞って解説をした。FPSはゲーム展開を左右する戦略的な用語も多いので、大会の中継を見るときは用語を理解しているかどうかで、理解度が大きく変わってしまう。FPSをより深く楽しみたいなら、しっかり用語を覚えておきたい。

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