新生活がスタートする4月は、新たに塾へ通ったり、習い事をはじめたりするのにぴったりな季節だ。そんな季節柄も反映させた調査「子どもの塾の先生になってほしい芸能人」のアンケート調査を、株式会社サイバーアウルが運営する総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」が実施。全国の子どもがいる20~50代の保護者1000人に対象に回答を募った。
ユーモアがあり、勉強以外の知識や教養がある人を支持
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、子どもたちの学習環境も大きく変化し、保護者は子どもの学力低下の不安を感じている。そこで、塾のオンライン授業やアプリなど、新たに学習する機会を増やす家庭が多いようだ。選ぶ際に気になるのが講師陣だが、今回、総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」が行ったアンケートは、芸能人だったら誰に先生になってほしいかというもの。
4位にランクインしたのは、さまざまな番組で謎解きクリエイターとして活躍している、東京大学工学部在学中の松丸亮吾さん。投票した理由には「教え方がわかりやすそう」「集中力や思考力を伸ばしてくれそう」「楽しく学べる工夫をしてくれそう」といった声が上がった。
3位は嵐の櫻井翔さん。人気があるのはもちろんだが、優しそうなイメージや、仕事と学業を両立し慶應義塾大学経済学部を卒業した点などに票が集まったようだ。ほかに「ニュース番組での説明がわかりやすい」「一般常識も一緒に教えてくれそう」という意見も。
2位は、高校時代に「全国高等学校クイズ選手権」で史上初の個人2連覇を達成し、東京大学経済学部を卒業したクイズプレーヤーの伊沢拓司さん。4位の松丸亮吾さんといい、東大というブランドの強さをあらためて感じる。
ちなみに、6位は天海祐希さんが、7位は同率で、現在放送中のドラマ『ドラゴン桜』で主演の桜木建二を演じる阿部寛さんと、人気ドラマ『今日から俺は!!』の先生役をユーモアたっぷりに演じていたムロツヨシさん、9位マツコ・デラックスさん、10位HIKAKINさんらがランクインした。
もっとも票を獲得したのが、同志社大学商学部出身の芸人カズレーザーさんだった。クイズ番組だけではなく、最近では朝の情報番組「めざまし8(エイト)」にレギュラー出演しているほか、YouTubeの「カズレーザーの50点塾」という番組も配信する博識ぶりだ。投票者からは「勉強以外の知識や道徳なども教えてくれそう」「ユーモアがある」「筋道を立てて解説してくれそう」といった声が多く見受けられた。
小学生から高い支持を受けている、YouTube「小島よしおのおっぱっぴー小学校」の講師、お笑い芸人の小島よしおさんも多くの票を集めたものの、残念ながらランクインまでに至らなかった。
高学歴というだけではなく、情報番組やクイズ番組などでわかりやすい解説や説明をしている方が上位にランクインする結果となった。またYouTube番組でオリジナリティあふれる教え方や伝え方をしている方に注目が集まった。
これからの時代の先生には、知識量が豊富なだけでなく、その知識をユーモアたっぷりに教えられる技量も求められると言えそうだ。ユーモアをもつタレントといえば芸人がぴったりだ。これからは高学歴芸人がさらに存在感を増してくるかもしれない。
出典元:テラコヤプラス by Ameba 公式HPは→こちら