「アメリカで評判悪い企業」トップ10に日本でもおなじみのSNSがすべてランクイン!?

日本で流行しているSNSといえば、Twitter、Instagram、Facebookの名が挙がる。最近では、若年層を中心にTikTokも人気を高めている。流行に敏感な人の中には、これらすべてのアカウントを持っているというケースも多いだろう。そんな日本のSNSにおける“4強”が、アメリカの大手企業の評判ランキングで見事ワースト10にランク入りしたという。つまり、「評判の悪い企業」として選ばれたのだ。

Facebook・Instagramがワースト3位、TikTokがワースト7位…

(Image:Ascannio / Shutterstock.com)

日本人が大好きなTwitterはワースト8位という結果に

 ニュースサイトのアクシオスと世論調査会社ハリス・ポールが現地時間5月13日に発表したデータによると、アメリカ在住の4万2,935人を対象に調査を行い、アメリカ大手企業の「評判」ランキングを集計。最高の企業としてランキング1位に輝いたのはアウトドアブランドのパタゴニアだった。ほかにも、新型コロナウイルスのワクチン開発に成功したモデルナやファイザーも上位にランクインした。
 一方で、ランキングの下位を確認すると、そこには日本でもおなじみの主要SNSを運営する企業がずらり。Twitterはワースト8位、TikTokはワースト6位、Instagramも傘下にもつFacebookはワースト3位にランクイン。とくにFacebookは2018年に発覚した個人データ不正利用疑惑から、逆風が続いているようだ。

SNSを「利用している」つもりで、いつの間にか「利用されている」なんてことも?

 Twitter、Instagram、Facebook、TikTok、いずれのサービスもアカウントを所持していないという人は少ないだろう。今やSNSは私たちにとって重要な情報網である。しかし、今回これらのSNSが「評判の悪い企業」として認定されたことを受けて、私たちは各サービスとの付き合い方を今一度考えなければいけないのかもしれない。

 たとえば、SNSを通して入手した情報を、確証もないままに同意・拡散してしまうことは、SNSとの“悪い付き合い方”だ。自分は「SNSを利用している」と認識していても、実は「SNSに利用されている」というケースであり、本人は利用されていることに気付けていない。のめり込めばのめり込むほど、この傾向は強くなるだろう。
 また、SNS上の評価に依存してしまうのも好ましい付き合い方ではない。投稿への「いいね!」と、その人の存在価値は切り離して考える必要がある。なんにせよ、何かに依存するとロクなことがないのは確か。今回のランキング結果を受けて「SNSを運営している会社は良い企業ではない」という事実を客観的に見ることで、SNSとの距離感を見直したいところだ。

参照元:アメリカでいま最も「評判の悪い企業」ワースト10。最下位はもちろん…(2021年版)【Business Insider Japan

※サムネイル画像(Image:Ascannio / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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