レストラン・ブランド認知度ランキング、3位スシロー、2位すき家、納得のトップ1位は?

株式会社RJCリサーチが、日本全国の13~59歳男女のLINEユーザーを対象に、コロナ禍で休業、時短営業等大きな影響を受けたレストランチェーンのブランド浸透度調査を行った。調査期間は2021年3月23日~25日で有効回答は4,410名であった。その結果、最も認知度が高かったレストランは 「ガスト」と「すき家」で、最も過去利用経験の多かったレストランはガストという結果が出た。

店舗数が多いほどよく知られ、よく利用されるという結果に

(Image:rjc.co.jp)

認知度はブランドの出店店舗数が多い地域で高くなる傾向だ(RJCリサーチ調べ)

 今回の調査では、「スシロー」「吉野家」「びっくりドンキー」「サイゼリヤ」など、読者の方々も知る人が多いであろう有名な20ブランドを対象に調査が行われた。認知度の高さは20ブランド中半数以上が認知度90%以上を獲得していて、認知の高さはほぼ横ばいとなった。その中でも、トップを獲得したのはガストとすき家で、同率94.2%でトップだった。ありとあらゆる都道府県の主要な街で店舗を見かけないことがないブランドということもあり、納得の認知度トップと言えるだろう。
 一方、「木曽路」と「天丼てんや」は認知度が50%を下回る結果に。木曽路は近畿地方や関東地方では50%以上、天丼てんやは首都圏で70%以上と、それぞれ出店に力を入れている地域ではそれなりの認知度を獲得している。
 レストランの過去利用経験でも、88.9%で「ガスト」がトップに輝き、ついで「丸亀製麺」82.7%となった。認知度と同様、店舗数が多い地域では過去利用経験が多くなる傾向にあるようだ。それが顕著に現れたのは「幸楽苑」だった。全体では40.3%なのに対して、出店の多い東北地方では86.3%となった。

学生時代によく行ったレストランを今でも好んで訪問するという声も

 ここからは、最も好きなブランドを好きになったきっかけやエピソードを一部紹介していこう。1位となったガストでは「チーズinハンバーグが美味しいから」(女性16-18歳)という声や、ガストと同じくファミレスの「ロイヤルホスト」でも「ロイヤルホストのカレーは本当に美味しいです」(男性50-59歳)、スシローでは「ネタも他の回転寿司より大きい気がするし美味しい」(女性40-49歳)など、その店が提供するメニューの美味しさから、そのブランドを懇意にするようになったという声が多い。
 そのほか、「くら寿司」では「キャンペーン等で好きな物事とのコラボレーションがあって、また行きたいと思えたから」(女性13-15歳)や、「デニーズ」では「セブンイレブンのコーヒーがドリンクバーで飲めるし、ご飯も美味しい」(女性19-22歳)など、その店舗でしか手に入らないものがある場合も“ご指名”の店舗となることも多そうだ。
 また、木曽路では「気軽には行けないが、誕生日や記念日、ボーナスが出た後等の特別感がある」(女性40-49歳)などの声や、ロイヤルホストでも「普段よりちょっとだけ特別な時に利用します」(男性40-49歳)など、いつもと違う特別な食事をしたいときには、これらの少し価格帯が高いレストランを選ばれる傾向にあるようだ。

 家から近くにある便利なレストランでお気に入りのメニューや心ときめくポイントを見つけたら、リピーターになるのは自然な流れということだろう。現在は気軽に外食をしづらいご時世だが、あなたも自分の好みにぴったりのメニューを見つけて、行きつけの外食チェーン店を開拓してみていただきたい。

出典元:レストランのブランド認知度・利用経験は「ガスト」がトップ。今後利用意向は各ブランドとも改善の余地あり【株式会社RJCリサーチ】

オトナライフ編集部
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