実はあなたも? 80%のサラリーマンが“間違いだけどやってしまう”習慣とは

新社会人がそろそろ落ち着き始める時期、これまで間違いだと習ってきた敬語を先輩方が使っていて戸惑った、などということはないだろうか。正しい敬語がすべてではない、暗黙のビジネスルールは、ややこしいものなのだ。例えば、取引先の会社を呼ぶときはどうだろう。「様」や「さん」と敬称をつけるべきか。間違った使い方だから不要!と思うものの、呼びつけにしているみたいで気がひける。今回は、この敬称についてみんなの意見を紹介したい。

会社名にも「様」を付けるのがもはや常識か

敬意をこめて付けるべきか日本語の使い方を尊重すべきか悩ましい

 社会に出ると、学生時代とは違うビジネスパーソンとしての考え方や行動、礼儀作法などにふれる機会が増える。これらは、誰でも失敗を重ねながら少しずつ覚えていくものだが、最低限のビジネスマナーとして、なにより相手に不快感を与えないために、「敬称」は身につけておきたい。
 会社名に付ける敬称は、手紙の宛名には○○会社「御中」、文章中では「貴社」、電話や対面などでは「御社」を使うのが正しいとされる。しかし、複数の会社の人と話をする場合、「○○会社さん」や「○○会社様」と呼ぶことがある。「様」「さん」は、個人名に付けるのが原則だが、取引先など、関わりのある会社を呼ぶときに「様」「さん」の敬称を付けている人はどのくらいいるのだろうか。全国の仕事をしている男女1,600名を対象に日本トレンドリサーチが実施した、アンケート「会社に付ける敬称」の結果を報告しよう。

ビジネスをうまく運ぶために無難に付けるという人も

 取引先の会社を呼ぶときに、本来は人を呼ぶときの敬称「様、さん」を社名につけますかという質問に対して、「場合によっては付ける」も含め、「付ける」と回答した人が81.9%いた。
 その理由には、「つけるべきでは無いのは知っているが、慣習で言うときもあり担当者の名前をうっかり忘れたときに使った」「そこまで堅苦しい関係ではない相手に、それでも失礼にはならないよう、親しみを込めて付けます」「ビジネスシーンで敬称を付けて呼ばれることが多いのでそれに倣っています」というもの。なかには「付けないと怒る場合があるので無難に」「付けた方が、トラブルが少ないから」といった被害をさけるために付けている人も。さらに、付けると答え人に、日本語としては誤った使い方だと言われているのを知っているか尋ねたところ、「知らない」と答えた人が56.4%と半数を超えた。

 日本語の使い方としては間違いだという考えがある一方で、ビジネスシーンでは一般的になっているということか。間違っているとわかっていても、相手に変に思われないよう使っていくことも必要になるかもしれない。

出典元:【○○会社「様」は間違い?】8割以上の方が、会社名に「様」「さん」を付けている【日本トレンドリサーチ

オトナライフ編集部
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