非表示にしても気になるのは止められない!?

フェイスブックでも同様の機能が導入された
ネット上では「選択肢が増えるのはいいこと」という賛同意見や、「インフルエンサーがいいね獲得を目指す以上、意味がないのでは」といった懐疑的な意見がみられている。「いいね!」の数がその人自身の人気や他人への影響力とイコールかどうかの問題はおいといて、その数が気になる人は非表示になったとしても気になり続けるだろう。インフルエンサーがいいね数を自身の価値として提供する限り、他のユーザーもその基準を受け入れるし、すでに人気のある投稿に「いいね!」をつける同調行動は安心感が得られ、コミュニティ内の人間関係がうまくいきやすいからだ。
そもそもインスタのユーザーが「いいね!」の非表示を望んでいるのか、という意見もある。TikTokなどいくつものSNSが話題となってきたが、それらにもフォロワーの反応が見えるようになっていて、ユーザーは重視しているからだ。インスタで非表示設定にできるという選択肢が増えたことは単純によいことではあるが、「いいね疲れ」問題の原因は、非表示にする程度では解決できないのかもしれない。
参考元:InstagramとFacebookの「いいね」数の非表示設定が可能に【ITmedia NEWS】
※サムネイル画像(Image:RightFramePhotoVideo / Shutterstock.com)