iPhone 13の登場を中古スマホ市場も心待ちにしている?

現在の最新機種・iPhone 12も年内にこのランキングに登場するのだろうか
iPhoneが日本で人気なのはもはやいうまでもない事実だ。5月にアウンコンサルティングが発表したスマホの「主要OS・機種シェア状況」でも、日本におけるiOSのシェアは66.00%となっている。つまり日本では3人のうち2人がiOS・iPhoneのユーザーであるというのだ。それだけ高い需要があったのならば、たしかにトップ10を独占してしまう勢いも納得と言えることだろう。ちなみに世界全体で見るとiOSシェアは26.99%だといい、世界的にはAndroidスマホのユーザーが圧倒的多数派なのだ。この部分でも日本はガラパゴス化してきていると言えるだろう。
実はこのランキング、2020年の年末に相次いで発売されたiPhoneの最新バージョン「iPhone 12」シリーズは含まれていない。一瞬意外なように感じるかもしれないが、考えてみれば「中古市場に流通する=手放すユーザーが一定数いる」わけで、最新機種を手放す人がそれほど多いわけがないのだ。むしろ2020年4月発売の第2世代iPhone SEが発売からわずか1年で3位に入っていることのほうが異常と言えるかもしれない。
現在その登場が心待ちにされている「iPhone 13(仮称)」シリーズがリリースされたタイミングで、iPhone 12も一気に市場に出回ることになるだろう。高価なiPhoneを1年で買い換えるような流行の最先端を行くユーザーがいるからこそ、フリマにも新しい機種が出回り中古市場がにぎやかになっていくのだろう。筆者にはそんな財力が無いため真似することはできないが、経済を回すことに貢献している熱狂的なiPhoneユーザーたちをこれからもひっそりと見守っていきたい。
出典元:2021年5月 ムスビー中古スマホ人気ランキング【ムスビー】
※サムネイル画像(Image:ALDECA studio / Shutterstock.com)