カップラーメンと並んで人気が高く、インスタント麺の定番である「カップ焼きそば」。スーパーはもちろんコンビニでも多くの種類が販売されており、ソースの味や麺の硬さなど、メーカーそれぞれで特徴を打ち出している。たまには趣向を変えて塩味やたらこ味などという選択もできるようになったカップ焼きそばだが、ソース味で「一番うまい!」と思われているのはどの商品なのかアンケート調査が実施された。はたして1位の座に輝いたのはどれだ?
ときどき無性に食べたくなるカップ焼きそば
世の中のあらゆる「こと・もの」をランキング化する国内最大級のランキング情報サイト「gooランキング」が、このほど一番うまいと思われているソース味のカップ焼きそばを調査し、ランキングを発表した。一口にソース味と言っても、濃いめ・薄め・甘めなど商品によって味付けが微妙に異なる、多く支持されたのはどのタイプか。
まず第3位は、1975年3月に発売されたロングセラー「ペヤングソース やきそば」。鉄板焼きそばをイメージした、コシのある麺とまろやかな味のソースが特徴で、麺は食べ応えがあり、ソースとの絡みはさすがのクオリティと長く支持されている。付属スパイスの味が引き立つよう、あえて薄めのソースを採用している。発売当時は粉末が主流だったソースを液体化したり、具材をパック包装にしたりと、現在では業界の標準となっている仕様を他社に先駆けて導入した商品としても知られる。
第2位は、北海道民のソウルフード「やきそば弁当」。1975年8月に本州で発売され、翌1976年2月から北海道での販売を開始。現在では北海道だけの限定販売のため、北海道土産として購入する人がいるほど広く愛されている。細麺だが歯ごたえがあり、野菜と果実による少し甘めに仕上げられたソースが人気だ。さらに麺を戻したお湯で作る中華スープがついているのも魅力だろう。
そして第1位を獲得したのが、2021年5月で45周年を迎えた「日清焼そばU.F.O.」だ。メーカーこだわりのソースは、ガーリックとオニオンをベースにしたオイルに18種類のスパイス、7種類のフルーツを合わせ煮詰めたもので、このスパイシーすぎず程よいソースの濃さと、もちもちとした噛み応えのある麺が見事にマッチング。最後まで味が安定していると好評だった。ちなみに商品名のU.F.O.は、うまいソース(うまい=U)、太い麺(ふとい=F)、大きいキャベツ(大きい=O)」 と商品の特徴を表しており、円盤のようなフォルムは関係ない。
読者のみなさんがいつも食べているお馴染みはランクインしていただろうか。もし食べたことのない商品で気になるものがあった人は、一度チャレンジしてみてはいかがだろうか。
出典元:gooランキングが「一番うまい!カップ焼きそばランキング」を発表【gooランキング】
※サムネイル画像(Amazonより引用)