回転寿司業界に新たな旋風を巻き起こすことになるかもしれない。回転寿司チェーンの「はま寿司」が、ブランド一新に乗り出し業界での競争力のアップを図っている。現在回転寿司チェーンは各社とも業績好調で、2021年もさらなる上積みが予想される。はま寿司もそんな勢いのある業界の中で存在感を示すべく、今回の刷新に取り組んでいるのかもしれない。
今回は、群雄割拠の回転寿司業界でここから注目を集めそうなはま寿司についてお伝えしていきたい。
はま寿司がブランドロゴや店舗デザインを新調!

6月10日から一新される。青色のカラーがはま寿司のトレードマークだ(はま寿司公式ホームページより引用)
100円寿司チェーン大手・はま寿司は6月9日、ブランド一新に伴って翌10日から新たなブランドロゴ・店舗デザイン・ユニフォームの使用を始めることを発表した。新しいロゴは、従来と同様に大きな「は」の文字を印象的に配置しながらも、これまでのカラーより色味の深い濃紺を使用。落ち着いた雰囲気を出すとともに、「HAMA-SUSHI」と英字表記も配置するなど「グローバル展開にも対応する世界共通のロゴ」であるとして、よりいっそう海外進出を加速させていく意図を明確にした。
また、ロゴだけでなく店舗デザインや従業員のユニフォームの変更にも着手し、イメージアップを図る。店舗デザインでは「次世代の寿司チェーン」をテーマに据え、レーン周りをシンプルにして解放感のあるリラックス空間を演出。それでいて座席の背もたれを高くすることで個室感をアップさせ、周囲を気にせず楽しめる配慮も欠かしていない。にぎやかながらゆっくりと家族で食事を楽しめる店舗となったようだ。