もはやビジネスに欠かせないツールのひとつ「メール」。手軽に作成でき、送受信も簡単なため、誰もが利用していることだろう。ところがあまりに数が多いと、確認するだけで時間が取られるし、大事なメールが埋もれて確認できずトラブルになることも。ほかの人はどのくらいメールに時間を割いているのだろう。メールにまつわるあれこれを調査した調査結果がこのほど発表された。
意味不明なメールのやり取りは時間泥棒?

日々大量に届くメールを一つひとつ処理するには多大な時間と手間がかかる
さて、みなさんは1日に何通のメールを処理しているだろう。メールの確認と返信に追われ、気がつけばお昼を回っていたなんて日もあるのではないか。特に休み明けはさばくだけで一仕事だ。しかも要領を得ない内容の場合、何が言いたいのか確認するところから始まるため、何往復もやりとりする羽目になる。便利なはずのツールがストレスにもなっているのが現状だろう。
このたび日本ビジネスメール協会は、仕事におけるメールの利用状況と実態を調査した「ビジネスメール実態調査2021」を発表。これは、2007年から毎年調査しているもので、1,540人から、ビジネスメールのさまざまな項目について回答を得た。