【2021年上半期インスタ流行語大賞】あの“死語”がウケるって本当? 1位になったのは?

流行先取りメディア・Petrelが発表した「2021年上半期インスタ流行語大賞」で、1位に「うっせぇわ」が輝いた。2位以降には話題となっている漫画キャラクターのセリフや、韓国関連の言葉がランクイン。「インスタグラム」を利用する世代は比較的若いため、毎年12月に発表される新語・流行語大賞とは一味違うラインナップとなっている。知らない言葉ばかりだなと思った人は「おじさん・おばさん化」の兆候かも。あなたはいくつ知っているだろうか?

【Ado】の「うっせぇわ」がダントツの認知度で1位を獲得

時代を象徴する流行歌になるつつある「うっせぇわ」(ペトレル調べ)

Petrelが2021年上半期のインスタ流行語大賞を発表した。Petrelがインスタのストーリーを利用してアンケートを集計した結果、第一位に輝いたのは2020年10月にリリースされたAdoの楽曲「うっせぇわ」で、認知度98%にも上った。社会への不満を一切オブラートに包んでいない歌詞はインパクトが大きく、2021年上半期も引き続きヒットしているようだ。好きな人は中毒性のある歌に引き込まれ、嫌いな人は上品とはいえない流行を批判。子どもが口ずさみやすいリズム感もあり、好き嫌いや年齢によらず話題になっている。この勢いであれば、毎年12月に発表される新語・流行語大賞にもノミネートされそうだ。

しかし2位以降を見てみると、インスタ上のアンケートという特性もあってか漫画や韓国がネタ元となる言葉が目立ち、若年層独特の流行が見られる。

死語が復活! 2位は人気漫画「呪術廻戦」に登場の「お疲れサマンサ」

2位は人気漫画「呪術廻戦」のキャラクター五条悟のセリフ「お疲れサマンサ」だ(Amazonより引用)

2位にランクインしたのは「お疲れサマンサ」だ。上の世代にとっては80年代ごろに使われていた死語だが、週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画「呪術廻戦」のキャラクター五条悟のセリフとして登場してから人気が再燃した。

「お疲れサマンサ」と同じく、漫画を語源とするのが7位の「ひよってるやついる?」だ。週刊少年マガジンで連載され、2021年夏に実写映画化もされる「東京卍リベンジャーズ」の佐野万次郎の名言である。「ひよる(日和る)」はもともと有利なほうにつくために形勢を伺うという戦略的な意味があるが、近年では積極的にかかわらず中立でいることや、それを通り越して怖気付いているというマイナスの意味で使われることが多い。

ほかにも、キャンドルを湯煎してかわいいかたちに変形させ“映え”を狙った「うねうねキャンドル」や、料理や雑貨で韓国旅行気分を楽しむ「渡韓ごっこ」、ホテルとバカンスを組み合わせた韓国語「ホカンス」など若者の流行を反映した言葉が並ぶ。調査はインスタ上で行われたが、「TikTok」で話題となった言葉もいくつかランクインしていた。

若い世代に認知度の高い言葉を紐解くことで、おじさんやおばさんになりかけていた自分をアップデートしてみてはいかがだろう。ただし使うときは慎重に。下手に使って、場の空気を凍らせないように注意しよう。

出典元:【2021年上半期インスタ流行語大賞】発表♡「うっせぇわ」「お疲れサマンサ」など新たなワードが誕生?!【Petrel(ペトレル)】

※サムネイル画像(Image:Nadir Keklik / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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