ネット民大爆笑! 農水省が「ところてんの日」にSNSでバズった理由とは?

官公庁のSNSのアカウントはお堅いイメージが付きまとうもの。霞が関で、なかでもお堅い官庁だと言われてきた農林水産省がここにきて、いろいろとバズり(ネット上で拡散)始めているようだ。6月10日の「ところてんの日」にちなみ、ツイッターに投稿したところ、これがこれまでの同アカウントからは考えられないレベルで盛り上がっている。

お堅いイメージを払拭する、親しいを感じるSNSが今後は増える?

「ところてんの日」Twitterで話題になりバズったツイート(農林水産省のTwitterから引用)

 官公庁や公人もSNSを使い、情報の発信やコミュニケーションを図ろうとしているが、内容は難しく堅苦しいものばかりといった印象がぬぐえない。ところが最近では、それがあなどれない様子。
 例えば、国会議員の河野太郎規制改革担当相のツイッター。その内容が面白いことから、高い人気を得ており、“神業”とまで称賛されるエゴサ能力を生かしたつぶやきをはじめ、「時計批判への返し」さらには「恋愛相談」など伝説が生まれているほどだ。

 今回バズった農水省の投稿は、6月10日に投稿されたツイート(@MAFF_JAPAN)だ。「清涼感のある見た目、プルプルした食感、心地よい喉ごし…まさしく今食べたい食品 #ところてん! どうですか? 食べたくなってきましたよね?? 食べますよね???」とつぶやき、ひらがなの「ぬ」が一面に並ぶ画像を投稿。そして、そのすぐ後に「ところてんへの愛が溢れ取り乱してしまいました」と投稿したのだ。

「ぬ」ッと出てきているようではあるが……

 これがなぜネットを騒がせたのかというと、実は、投稿された画像が人気ギャグ漫画「ボボボーボ・ボーボボ」のメインキャラクターのひとり、「ところ天の助」が持っている「ぬ」のハンカチにちなんだものであることが明らかだったためだ。とすると、農水省のツイッターアカウント運用チームの中にハジケリスト、つまり「ボーボボ」ファンがいるということになる。このことが話題となった。
 投稿はたちまち拡散され、6月18日現在までに6.5万回以上リツイートされるなど大きな話題に。さらに「ハジケリスト」「農林水産省」がTwitterのトレンドにも入り、ネットでは「この国はもう駄目だ」「政府の広報をある程度自由に指揮できる権力を持ったハジケリストが存在する国、終わりだろ」といった、この国の未来を憂う声や、びっしり並んだ「ぬ」の中にさりげなく「ね」が混ざっているあたり、「完全に確信犯による犯行」といった指摘も。ちなみに「ところ天の助」の好きなものは「ぬ」で嫌いなものは「ね」だ。

 同省大臣官房広報評価課広報室の職員はzakzakの取材に対し「予想しておらず、うれしい誤算」と語っているという(zakzakより引用)。また、「ところてんを連想した際に出てきた文字が『ぬ』だった」と説明し、画像は職員自らが作成したものだということも明かしている。なぜ農水省が突然ハジケたのか、本当に内部にハジケリストがいたのか、真相は定かではないが。ともあれ「ところてんの日を盛り上げる」という目的は達成したようだ。
 農水省の担当者は、面白いと評判の公式YouTubeチャンネル「BUZZ MAFF ばずまふ」で今回のいきさつを説明している。気になる方はチェックしてみよう。

引用元:農水省が仕掛ける「SNS」 「ところてんの日」には「ぬ」の乱立でバズる!【zakzak

※サムネイル画像(農林水産省のTwitterより引用)

オトナライフ編集部
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