【iPhone】SIMロックの解除方法! 別の通信事業者で使うには?

iPhoneを購入したのとは別の通信業者のSIMカードで使う場合には、SIMロック解除が必要な場合がある。しかし、SIMロック解除なしで使うことができる場合もある。iPhoneでSIMロック解除が必要な場合や手順等についてこの記事では詳しく伝える。

別の通信事業者で使うにはSIMロック解除は必要?

 iPhoneを通信事業者から購入した場合、別の通信事業者のSIMカードで使うためにはSIMロックの解除が必要になる場合がある。しかし、通信事業者から購入したiPhoneでも、SIMロック解除せずに別の通信事業者のSIMカードで使うことができる場合がある。

 iPhoneを購入した通信事業者とは別の通信事業者のSIMカードを使う場合に、SIMロック解除が必要になる場合と、不要の場合とは、何が違うのだろうか。

・SIMロック解除が必要な場合

 iPhoneのSIMロックを解除しなければ、別の通信事業者のSIMカードを使えない場合とは、次の2つのいずれかの場合である。

●大手キャリアで購入したiPhoneを、掛かっているSIMロックの回線では利用できない回線を使う場合
●iPhoneを海外の通信事業者で使う場合

 SIMロックをiPhoneに掛けるのはNTTドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアのみである。3大キャリアで購入したiPhoneには必ずそのキャリアの回線でしか利用できないように、SIMロックが掛けられている。

 SIMロックを解除する場合は、3大キャリア間で乗り換える場合もあるが、格安SIMへ乗り換える場合もある。格安SIMは3大キャリアから回線を借りているので、SIMロック解除をする前の回線とは違う回線を使う場合には、SIMロック解除しないと、別の通信事業者のSIMカードを使えない。

 また、3大キャリアで購入したiPhoneを海外の通信事業者で使う場合にもSIMロックを解除しなければ使えない。

(Image:010110010101101 / Shutterstock.com)

・SIMロック解除が不要な場合

 通信事業者から購入したiPhoneでも、SIMロックしなくても使うことができる場合もある。SIMロックなしでも別の通信事業者のSIMカードが使える場合は次の2つの場合である。

●購入した通信事業者が格安SIMの会社であった場合
●以前使っていた通信事業者と同じ回線を使う格安SIMである場合

 格安SIMの会社では、基本的にSIMロックの掛かっていないSIMフリー端末のみを扱っている。格安SIMの会社でiPhoneを購入した場合には、最初からSIMロック解除された状態なので、別の通信事業者のSIMカードも問題なく使える。

 また、格安SIMでも以前の通信事業者と同じ回線を使っている場合には、SIMロック解除が必要ない。例えば、人気の格安SIMであるIIJmioはNTTドコモから回線を借りている。NTTドコモのSIMロックが掛かったiPhoneなら、ドコモ回線を使うIIJmioでもSIMロックなしで使える。

 もしも、auやソフトバンクのSIMロックが掛かっているiPhoneをIIJmioで使う場合には、SIMロック解除しないとIIJmioのSIMカードは使えない。

SIMロック解除の適用条件は?

 SIMロックされているiPhoneをSIMロック解除したくても、SIMロック解除の条件を満たさなければ、SIMロックを解除できない。大手3大キャリアで購入したiPhoneのSIMロック解除の適用条件は次の2つのいずれかである。

●購入時に端末代金を一括払いしていれば購入した日にSIMロック解除可能
●分割払いの場合での購入の場合は、購入日から100日経過していること

 以前は分割払いが終わるまではSIMロック解除に応じてもらえなかったが、現在は購入日から100日後には解除できるようになっている。

 SIMロック解除が必要なのは、大手キャリアで購入したiPhoneを、別の通信事業者で乗り換えるときだけではない。iPhone XS、XR以降のiPhoneはデュアルSIMの利用が可能なので、他の通信事業者の回線も同時に利用できる。

 1台のiPhoneでプライベート用回線と仕事用回線を分けることも可能なのだ。しかし、デュアルSIMでの別の通信事業者のSIMカードやeSIMを利用する場合でも、SIMロック解除が必要である。iPhoneのSIMロック解除の手順は次のとおりである。

・SIMロック解除の手順

 NTTドコモ、au、ソフトバンクすべて、SIMロック解除の方法はオンライン上のマイページと、店頭でできる。NTTドコモの解除方法は電話でのSIMロック解除の申込みも可能だ。どのキャリアも、オンラインでのSIMロック解除の手続き方法は無料だが、店頭と電話での手続き方法は3,300円の手数料が必要である。

 オンライン上でのSIMロック解除の方法の手順は、それぞれのキャリアのマイページにログインして、SIMロック解除の手続きができるリンクへと進めば手続きできる。

 店頭で手続きをする方法は、免許証などの身分証明証とSIMロック解除したいiPhoneを持参して、店頭のスタッフにSIMロック解除したい旨を伝えて手続きをしてもらうだけで、SIMロック解除できる。

・現在契約中のキャリアとは違うSIMカードを持っている場合

 SIMロック解除したあとは、新しいSIMカードを使えるようにするために、アクティベーションロックの解除が必要である。アクティベーションロック解除の手順も見ておこう。

 SIMロック解除したキャリアとは別の通信事業者のSIMカードをすでに持っている場合には、元のSIMカードを取り出し、SIMトレイに別の通信事業者のSIMカードを挿入する。すると、自動的にアクティベーションロックが解除されて、新しいSIMカードがiPhoneで使えるようになる。

・現在契約中のキャリアとは違うSIMカードを持っていない場合

 新しいSIMカードを持っていない場合には、iPhoneを初期化しないとSIMロック解除の手順が終わらない。iPhoneをバックアップした上で、iPhoneを「設定」>「一般」>「リセット」の手順で進み消去する。

 iPhoneの初期化が終わったら、バックアップから復元すれば、完全にSIMロック解除が完了する。

【iPhone】SIMロックの解除でエラーになってしまう場合は?

 SIMロックの解除の手順をアクティベーションロックの解除まで完了したはずなのに、新しいSIMカードを入れるとエラーになり、使えない場合がある。SIMロック解除したはずなのにエラーが出る場合の対処法は、iOS14とiOS13以前のiPhoneで違いがある。iOS14とiOS13以前のiPhoneのそれぞれのエラー時の対応法について解説する。

【対処法①】iOS14搭載デバイスの場合

 iOS14を搭載したiPhoneでSIMロック解除後のエラーが起こる場合には、SIMロック解除ができているかどうかをiPhoneの「設定」から確認できる。iOS14のiPhoneの「設定」アプリを開き、「設定」から「一般」>「情報」と進む。

 すると、iOS14なら「SIMロック」という項目がある。「SIMロックなし」と表示されれば、そのiOS14搭載のiPhoneはSIMロックが解除されているということである。SIMロック解除したはずなのに「SIMロックなし」と表示されないiOS14のiPhoneの場合には、SIMロックが掛かっている通信事業者に問い合わせてみよう。

【対処法②】iOS13以前のデバイスの場合

 iOS13以前のiPhoneのSIMロック解除でエラーが出る場合の対処法を解説する。iOS13以前のiPhoneでエラーが出るときには、「設定」アプリにSIMロックされているかどうかを確認する項目がない。そこで、iOS13以前のiPhoneの場合には、iOS14とは違う対処法が必要になる。

 iOS13以前のiPhoneでエラーが出る場合には、まずはSIMロックが掛かっている通信事業者にSIMロックが解除されているかどうかを確認する。SIMロック解除が通信事業者側で確認できたら、iPhoneのバックアップを取った上で、iPhoneを初期化する。これでiOS13以前のiPhoneもSIMロック解除できるはずである。

※サムネイル画像(Image:010110010101101 / Shutterstock.com)

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