次にくるマンガ大賞2021ノミネート作品発表!【推しの子】。女の園の星など注目作多数

先ごろ、「次にくるマンガ大賞」のノミネート作品が発表された。通常は、書店員や編集者、著名なマンガ家などが選考・運営するマンガ賞だが、次にくるマンガ大賞は、ユーザーが選定し、ユーザーの投票によって順位が決まるまさに“ユーザー参加型”の賞なのだ。いまどんなマンガがアツいのか。先行したい人はぜひチェックしてほしい。

読者が選定し、読者が投票する、読者のためのアワード

(Image:tsugimanga.jp)

漫画賞ごとに選考方法が違うため、ノミネート作品にもカラーがある(次にくるマンガ大賞 2021公式サイトより引用)

 本とコミックの情報誌「ダ・ヴィンチ」と、日本最大級のWebマンガサービス「ニコニコ漫画」(運営:株式会社トリスタ)が、2014年に共同で創設した次にくるマンガ大賞。
 この賞は、ユーザーから「次にくる」と思うマンガのエントリーを受け付け、エントリーした作品の中から、特に人気の高かった作品をノミネート作品として選定。そしてノミネート作品を対象に、ユーザーの投票を行い、大賞を決定するというもの。つまり、投票者の“目利き力”が鍵となる稀有なアワードだ。

これからブレイクしそうなマンガはどれ?

(Image:tsugimanga.jp)

マンガ選びに迷った際に目安となるのが受賞作品一覧だろう(次にくるマンガ大賞 2021公式サイトより引用)

 同賞は、「コミックス部門」と「Webマンガ部門」の2部門が用意されおり、20位まで発表される。昨年の受賞作品は、コミックス部門の第1位は「アンデッドアンラック」(戸塚慶文)、2位は「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」(原作:中村力斗 作画:野澤ゆき子)、3位は「それでも歩は寄せてくる」(山本崇一朗)だった。
 Webマンガ部門の第1位は「僕の心のヤバイやつ」(桜井のりお)、2位が「姫様”拷問”の時間です」(原作:春原ロビンソン 漫画:ひらけい)、3位が「ほむら先生はたぶんモテない」(せかねこ)という結果だ。

 7回目となる今回、ユーザーからエントリーされた作品の総数は両部門合計で3,577作品。そしてノミネートされたのは、コミックス部門では40作品、Webマンガ部門では60作品となった。この中から大賞作品やランキングが決定される。いくつかピックアップすると、コミック部門では、「アオのハコ」「甘神さんちの縁結び」「ウィッチウォッチ」「ウマ娘 シンデレラグレイ」「うるわしの宵の月」「往生際の意味を知れ!」「【推しの子】」「お近づきになりたい宮膳さん」「女の園の星」「観音寺睡蓮の苦悩」「久保さんは僕を許さない」「恋に無駄口」「琥珀の夢で酔いましょう」「SAKAMOTO DAYS」「ざつ旅-That’s Journey-」など。

 Webマンガ部門では、「あことバンビ」「アラガネの子」「いびってこない義母と義姉」「WIND BREAKER」「うしろの正面カムイさん」「裏バイト:逃亡禁止」「AR/MS!! (エーアール・マルチプルサヴァイヴ)」「お前、タヌキにならねーか?」「怪獣8号」「ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~」「鴨乃橋ロンの禁断推理」「川尻こだまのただれた生活」「KILLER’S HOLIDAY」「ゲーセン少女と異文化交流」「ゲーミングお嬢様」「恋する(おとめ)の作り方」など。
いずれも今後話題になる!という作品ばかりなので、その年のトレンドを先取りしたい方は要チェックであることは間違いない。ユーザー投票は6月18日~7月2日までなので、気になる方は公式サイトから投票を。

 

参照元:「次にくるマンガ大賞2021」ノミネート作品発表 ウマ娘、【推しの子】、葬送のフリーレンなど話題作続々【ORICON】
●次にくるマンガ大賞 2021(公式)は→こちら

※サムネイル画像(次にくるマンガ大賞 2021公式サイトより引用)

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