【iPhone】ロック解除できないときの対処法!

多くの人は指紋認証や顔認証、どちらかの方法でiPhoneのロック解除をしているのではないだろうか。しかし、指紋認証・顔認証ができない場合、パスコードの入力が求められる。そこで今回は、パスコードが分からなくてロック解除できないときの対処法について解説していく。

【iPhone】ロック解除できなくなってしまった原因は?

(Image:Wachiwit / Shutterstock.com)

 iPhoneのロック解除するときは、多くの人が指紋認証や顔認証で、iPhoneのロック解除をしているのではないだろうか。しかし、指紋認証や顔認証ができない場合は、パスコードの入力が求められる。また、iPhoneの再起動を行ったときも、同様にパスコード入力が必要になる。そういったときに、iPhoneのパスコードが分からないとロック解除はできない。iPhoneのロック解除ができないと、誰にも連絡できない・iPhoneが全く使えないといった事態に陥ってしまう。そこでここでは、iPhoneのロック解除できない原因について解説していく。

・パスコード認証に失敗している

 iPhoneのロック解除できない原因は、パスコード認証に失敗しているためだ。iPhoneのロック解除で、指紋認証や顔認証ができない場合は、パスコードの入力が求められる。そして、パスコードが分からずに何回もパスコード認証をして失敗すると、iPhoneのロック解除はできない。パスコード認証を6回失敗すると、iPhoneのロック解除は1分間できない。次に、パスコード認証を7回失敗すると、iPhoneのロック解除は5分間できない。このように、パスコード認証を繰り返し失敗すると、iPhoneのロック解除できない時間がどんどん長くなってしまう。そして、最悪パスコード認証を10回以上失敗すると、完全にロック解除できない状態になってしまい、iPhoneが全く使えなくなる。

 iPhoneのロック解除で、指紋認証や顔認証ができない場合は、パスコードの入力が求められる。そして、パスコードが分からずに何回もパスコード認証をして失敗すると、iPhoneのロック解除はできない。そこでここでは、iPhoneのロック解除できないときの対処法について解説していく。iPhoneのロック解除できないときの対処法は4つあるので、それぞれ参考にして欲しい。

【対処法①】iTunesを使ってロック解除する

 iPhoneのロック解除できないときの対処法は、iTunesを使ってロック解除することだ。この対処法は、iTunesでiPhoneのバックアップを取っていた場合・バックアップを取っていない場合どちらでも有効な対処法になる。しかし、iPhoneを探すが有効になっている場合は、ロック解除できないので注意するようにしよう。iTunesを使って、iPhoneのロック解除する対処法は、まずパソコンでiTunesを起動したら、パソコンにiPhoneを接続する。

iTunesがiPhoneを認識すると、上のような画面が表示されるので、「iPhoneマーク」をクリックする

「iPhoneを復元」をクリックする。そうすると、確認メッセージが表示されるので、「復元」をクリックする

 復元をクリックすると、iPhoneの初期化が行われる。iPhoneの初期化が完了したら、「このバックアップから復元」→「続ける」をクリックする。そしてiPhoneの復元が完了すると、ロック解除できる。

【対処法②】iCloudを使ってロック解除する

 iPhoneのロック解除できないときの対処法は、iCloudを使ってロック解除することだ。この対処法は、iPhoneを探すがオンになっている場合に有効な対処法になっている。iCloudのiPhoneを探す機能を使ってiPhoneのロック解除する対処法は→こちらにアクセスして、iPhoneを探すのページを表示させる。

iPhoneを探すのページが表示されたら、「Apple ID」と「パスワード」を入力して、iCloudにログインする

iCloudのiPhoneを探すにログインしたら、「すべてのデバイス」をクリックして、ロック解除したい「iPhone」を選択する

「iPhoneを消去」をクリックする。そうすると、このiPhoneを消去しますかという確認メッセージが表示されるので、「消去」をクリックする

 iPhoneを消去すると、iPhoneが初期化される。そして、iPhoneの初期化が完了したら、ロック解除される。また、iCloudにバックアップを取っていた場合は、iCloudからバックアップを復元しよう。

【対処法③】リカバリーモードを利用する

 iPhoneのロック解除できないときの対処法は、リカバリーモードを利用することだ。この対処法は、iPhoneをリカバリーモードにし、iTunesを使ってロック解除する対処法になる。パスコード認証を10回以上失敗して、iPhoneが全く使えなくなってしまった場合に有効な対処法になっている。リカバリーモードとiTunesを利用して、iPhoneのロック解除する対処法は、iPhoneの「サイドボタン」を長押しする。

iPhoneの「サイドボタン」を長押しすると、上のような画面が表示されるので、スライドして「iPhoneの電源」を切る

 iPhoneの電源を切ったら、パソコンと接続する。そして、iPhoneの「ホームボタン」を長押しして、リカバリーモードにする。iPhoneがリカバリーモードになったら、iTunesを起動する。そうすると、iTunesの画面に復元かアップデートをするかのメッセージが表示される。ここで、「復元」をクリックして、iTunesでiPhoneの初期化を行う。iTunesでiPhoneの初期化が完了すれば、ロック解除できる。

【対処法④】端末ロック解除ツールを利用する

 iPhoneのロック解除できないときの対処法は、端末ロック解除ツールを利用することだ。この対処法は、iCloudやiTunesを利用しなくても簡単にロック解除できる対処法になっている。iPhoneのロック解除ツールは、「PassFab iPhone Unlocker」で→こちらからダウンロードできる。

「無料ダウンロード」をクリックして、パソコンにツールをダウンロードする。利用しているパソコンに応じて、Windows版・Mac版があるのでそれぞれダウンロードしよう

 ダウンロードしたら、ツールを起動して「解除開始」をクリックする。次に、パソコンにiPhoneを接続する。iPhoneを接続したら、「開始」→「ダウンロード」→「解除開始」をクリックする。そうすると、ロック解除が開始され、完了すると、画面上に「パスコードの解除に成功しました」というメッセージが表示される。そうすれば、iPhoneのロック解除ができる。この対処法であれば、iCloudやiTunes・iPhoneを探すを使わなくてもすぐにロック解除できる。一番簡単な方法なのでオススメだ。

 ここまでは、iCloud・iTunes・iPhoneを探す機能・端末ロック解除ツールを使って、iPhoneのロック解除する対処法について解説した。しかし、そもそもiPhoneのロック解除できないトラブルを回避することが一番大切だ。事前に対策をして回避すれば、ロック解除できないという事態にはならない。そこでここでは、iPhoneのロック解除できないトラブルを回避する対策について解説していく。対策は4つあるので、ロック解除できない事態になったことがある・ないに関わらず事前に対策しておくようにしよう。ロック解除できない事態に陥って焦るよりも、事前に対策して防ぐことの方が重要だ。

【対策①】パスコードを忘れないように控えておく

 iPhoneのロック解除できないトラブルを回避する対策とは、パスコードを忘れないように控えておくことだ。そもそもパスコードが分からないということ自体は、避ける必要がある。あらかじめ、メモを取るなどして紙媒体でパスコードを保管しておくことがオススメだ。万が一、パスコードが分からなくなっても、メモさえあればすぐにiPhoneのロック解除はできる。また、パスコードだけではなく、Apple IDとパスワードも一緒にメモしておくようにしよう。そうすれば、iCloudにログインでき、iPhoneを探す機能も利用できる。ただし、メモしたパスコードなどは、人に見られないように保管するように注意しよう。自分だけが確認できるように保管することが大切だ。

【対策②】iTunesで定期的にバックアップをとる

 iPhoneのロック解除できないトラブルを回避する対策とは、iTunesで定期的にバックアップを取ることだ。iPhoneデータのバックアップを取っておかないと、iPhoneを初期化したときに、データの復元ができない。せっかくロック解除できても、初期化した状態では何もデータは残っていない。もともとiPhoneに入っていた写真などのデータは復元できず、アプリなどは一からダウンロードしなければいけない。また、ロック解除しなくても、データのバックアップは取っておく必要がある。データのバックアップさえあれば、何があってもデータの復元ができるのだ。自分の大切なデータは、定期的にバックアップを取るようにしよう。データがなくなってしまってからでは遅いのだ。

【対策③】充電して電源が切れないようにしておく

(Image:DANIEL CONSTANTE / Shutterstock.com)

 iPhoneのロック解除できないトラブルを回避する対策とは、充電してiPhoneの電源が切れないようにしておくことだ。iPhoneの電源が切れてしまうと、iPhoneの再起動をしたときにパスコード入力が必要になる。そこで、パスコードが分からずにパスコード入力に失敗してしまうと、完全にロックされiPhoneが全く使えなくなってしまう。そうなってしまってからでは遅いのだ。よって、事前に対策しておくようにしよう。また、充電だけではなく、データのバックアップも必ず取っておくようにしよう。バックアップさえ取っておけば、iPhoneを初期化してもデータの復元ができる。

【対策④】iCloudと同期し「iPhoneを探す」をONにしておく

 iPhoneのロック解除できないトラブルを回避する対策とは、iCloudと同期し「iPhoneを探す」をONにしておくことだ。iCloudと同期し「iPhoneを探す」をONにしておけば、パスコードが分からなくても、iPhoneのロック解除はできる。また、iCloudにデータのバックアップを取っておけば、「iPhoneを探す」で初期化してもデータの復元ができる。よって、あらかじめiPhoneを探す機能をONに設定しておくようにしよう。そして、必ずデータのバックアップを取っておくようにしよう。

 今回は、ロック解除できないときの対処法や回避する方法について解説した。解説したように、iPhoneの指紋認証や顔認証ができない場合は、パスコードの入力が求められる。また、iPhoneの再起動を行ったときも、同様にパスコード入力が必要になる。そういったときに、iPhoneのパスコードが分からないとロック解除はできない。iPhoneのロック解除ができないと、誰にも連絡できない・iPhoneが全く使えないといった事態に陥ってしまう。そういった事態にならないように、事前に対策を行うようにしよう。一番良いのは、パスコードのメモを取っておくこと・データのバックアップを取っておくことだ。しかし、すでにパスコードのメモを取っていない・データのバックアップを取っていない状態でロック解除できないときは、紹介した対処法を試してみよう。

※サムネイル画像(Image:Wachiwit / Shutterstock.com)

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