Amazonでポチる前に商品名の先頭が【令和進化版】【2021年最新版】などには要注意!?

世界最大のショッピングサイトである「アマゾン」。法人だけでなく個人でも出品することが可能であるため、世界中から多数の出品者が集まり、欲しいものは大抵なんでも揃っている巨大なマーケットとなっている。だが、なかにはどこのメーカーなのかも分からない、怪しげな激安商品も多数出品されている。うっかり注文するととんでもない粗悪品が届いたり、商品すら届かずに詐欺だった、なんてケースも。そこで今回はアマゾンの怪しい商品を見破るために知っておくべきことを紹介する。

商品名の先頭がメーカー名ではない商品は要注意!?

(Image:Silver Wings SS / Shutterstock.com)

高額な商品がセールであまりに割引率が高すぎるものも注意が必要。偽物である可能性も。

 アマゾンにはアマゾンが販売する商品と、アマゾンではない第三者が販売する「マーケットプレイス」の商品の2種類がある。その後者のマーケットプレイスのなかには、悪徳業者が売る粗悪品が紛れ込んでいたり、詐欺業者だったりすることがあり、被害にあったことがある人も少なくないようだ。

 そんな怪しい業者を見分けるために知っておくべきことを示した、あるツイートが以前SNS上で大きな反響を呼んだことがある。“元アマゾン”だという新田順さん(@workpods_jun)の投稿によると、商品名の先頭が「メーカー・ブランド名」であることと、写真の1枚目は「商品単体のみ」であることはアマゾンの規約で定められていることだという。この2点が守られていない商品は規約違反に当たるため怪しい業者である可能性が高いそうだ。近頃よく目にする商品名の最初に【令和進化版】【2021年最新版】などといったワードがついているものも、注意が必要だ。
 また、レビュー分布が「F型」(5→1の順に少なくなるもの)の商品も、サクラを使ったヤラセレビューの可能性があるのだとか。レビューが悪い商品は注意が必要だが、良すぎるのも注意しなくてはならないようだ。

(Image:Julie Clopper / Shutterstock.com)

6月21、22日に開催されたアマゾンプライムデーにも規約違反の怪しい商品は多数出品されていた

 アマゾンにはなぜこれほど怪しい業者が多いのだろうか。対策をしていないのだろうか。もちろん、アマゾンもサイトにはびこる悪徳業者の締め出しに力を入れている。その取り組みの一環として、新規出品者には実在の名称・住所であるかどうかを確認するためにハガキを送付、偽の住所であればアカウントを停止するなどの措置を行なっているという。
 またアマゾンはこれらの取り組みに、2020年には7億ドル以上の費用と1万人以上のスタッフを投入し、600万件以上の悪質なアカウントを未然に食い止めたと、2021年5月に公表した偽造品対策に関する報告書で公表している。

 それでも手を変え品を変え、悪質な業者は同社の対策をすり抜け出品を繰り返し、今後もいたちごっこが続いていくことだろう。巨大すぎるショッピングサイトゆえに根絶することは難しいのかもしれない。利用する側は損をしないように、買い物をするときにはしっかりと見極める目を養うことが大切だ。

参照元:“元アマゾン”が教える、Amazonで騙されないようポチる前に確認すべき3つのポイント→ネット民「勉強なりました」の声【goo いまトピ

※サムネイル画像(Image:Twin Design / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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