サラリーマンであれば、毎年この時期に気になるのが夏のボーナスの支給額。なかには、この程度は支給されるだろうと「取らぬ狸の皮算用」とばかりに、ボーナス払いで買い物を済ませてしまった人もいるのではないか。このほど、共通ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ マーケティングでは利用者に、ボーナスについての意識調査を行った。さて今年のボーナスの想定額、使い道の結果は?
ボーナスの使い道をあれこれと思いを馳せている人は少ない

納得の額を支給される人は、どのくらいいるのだろう
昨今では、業績が悪化したことでボーナスの支給がないという会社が珍しくない。2021年は国家公務員ですら9年ぶりに減少したくらいだ。とはいえ、給料以外でまとまった額のお金が入るボーナスにはつい期待をしてしまうもの。サラリーマンは今年の夏のボーナスはどう使う予定なのだろう。
ロイヤリティ マーケティングの「Pontaリサーチ」が全国の20~60代以上の男女3,000人を対象に調査した結果によると、使い道の第1位が「貯金・預金(37.7%)」で、次いで2位が「ふだんの食品(5.3%)」、3位が「宿泊を伴う旅行(5.2%)」だった。また10位には「投資信託」がランクイン。不安定な経済状況やゆとりを持って将来暮らせるように、貯金・預金だけではなく、資産運用を考える人が増えているのだろう。
ただ、1位の「貯金・預金」は、全額というわけではなく、支給額の「75%以上」という人が33.0%、「50%~75%未満」が27.8%で、合計すると、支給額のうち半分以上を貯金・預金したい人は60.8%となった。