宇宙空間の覇権を握る企業はどこになる?

遠くない将来、「地球を見る」光景が当たり前になる日が来るのだろう
日本でも前述の通り前澤氏も12月にロシアから宇宙へと旅立ち12日間滞在する計画を、5月に明らかにしている。出発に向けて、宇宙空間での滞在のための訓練をロシアで受けており、自身のツイッターでもたびたびその様子が公開されている。さらに前澤氏はスペースXの最初の月周回飛行で乗員となることも明かしており、その熱量の高さが伺われる。
他にも堀江氏をはじめ、ソフトバンクの孫正義氏、楽天の三木谷浩史氏らも個人または企業で宇宙開発事業を進める企業への投資を行っており、“誰が勝ち馬に乗れるのか”がにわかに注目を集めている。
現在、アメリカ・日本に関わらず大企業はどこも様々な業界へと進出し、それぞれの分野でバチバチと火花を飛ばしながら業界シェアを奪い合っている状況だ。日本国内で言えば経済圏争いが最たる例だろう。これまでは地球上に限定されて覇を競っていた各社だが、“宇宙”という壮大すぎる未開拓エリアでの先駆者となりプラットフォーマーとしての地位を確立するため今から投資を続けているようだ。
これからは、「宇宙を制する者が経済を制す」という、もはやマンガの世界とも思えるような時代になっていくのかもしれない。今後どのグループが宇宙の覇権を握るのか。そもそも国際ステーションなど既に多少の開発が進んでいる宇宙で、どんな実績を納めれば覇権を握ったとなるのか。今後の展開にも注目していきたい。
参照元:宇宙ビジネスに続々参戦 IT大手企業が「宇宙プラットフォーマー」を目指し熾烈な覇権争い【BLOGOS】