2020年から、在宅ワークによって家にいる時間が長くなり、エアコン、照明、ネットと電気の使用時間が増えたと感じる人が多いだろう。なかには新電力に切り替えた結果、割高になったという人もいるのではないか。エアコンが本格稼働し電気代に頭を悩ませる夏本番を前に、ジェイ・ディー・パワー ジャパンが、新電力の満足度を調査した。
ポイントの付与がわかりやすく使いやすいのが高評価につながった
顧客満足度に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社ジェイ・ディー・パワー ジャパンが「2021年新電力切り替え満足度調査℠」を実施。この調査は、北海道・東北、関東、中部、関西、中四国・九州の5エリアにおいて、直近1年以内に新電力各社が提供する電力プランに申し込みをしたユーザーを対象に行ったものだ。
その項目のひとつ、「総合満足度」において、楽天でんきが、全5エリアで総合満足度第1位を獲得。中でも関東・中部・関西エリアでは2020年に続き2年連続で1位となった。特に高い評価を得たポイントとして「契約者向け特典のよさ(ポイントプログラム、他サービスの割引等)」のファクターで最高評価を得ていることも伝えられた。
楽天でんきは、「基本料金0円(動力プランは基本料金がかかる)」というシンプルでわかりやすいプラン・料金体系であることが魅力で、申し込み手続きのスムーズさやWebサイトのわかりやすさが支持されているらしい。なにより楽天ポイントが貯まるというのは、楽天経済圏の住民にとってはメリットが多いのだろう。
電力自由化から今年で5年が過ぎた。さきの冬の電気代が高騰したことで、新電力に切り替えて、「市場連動型プラン」を選択していた人は、請求額に驚愕したのではないか。情報に敏感でいち早く節約に動いていた家計ほど、この直撃を受けたようだ。
新電力事業者は厳しい経営環境が続いているものの、消費者の新電力に対する期待や需要は今後も高まっていくと予想される。また、新電力から新電力へと切り替えるユーザーが増加しており、新電力事業者間での顧客争奪が加速しそうだ。一過性のおトク感だけでなく、長期的なユーザーの維持や囲い込みに向けた施策がより重要になるだろう。
夏の家庭電気量は、約6割をエアコンが消費していると言われる。だからといって、エアコンを我慢して熱中症になるなど、体調を崩しては元も子もない。設定温度を上げるといった工夫をして、適切の使用したいものだ。
なお楽天でんきでは、今回の受賞を記念し電気料金の支払い額に応じて最大10万ポイントの「楽天ポイント」をプレゼントするキャンペーンを2021年9月より実施する予定だ。これを機に検討してみては。
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※サムネイル画像(Image:楽天でんき公式サイトより引用)