「富士山は静岡県のものなのか、山梨県のものなのか論争」を、一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。日本一標高の高い富士山は、ちょうど山梨県と静岡県の中間に位置していることから、静岡県民と山梨県民の間でどちらの所有物なのか言い争われてきた。
そんな長年の戦いに、新たな動きがあったようだ。先日発売開始となったスターバックスの「47 JIMOTO フラペチーノ」において、“静岡県にだけ富士山の要素を取り入れている”のだという。一体どういうことなのだろうか。
静岡フレーバーイメージ画像に大きな富士山、トッピングも富士山をモチーフに

スターバックスは「富士山は静岡県のものなのか、山梨県のものなのか論争」の存在を知らないのだろうか?(画像:スターバックスコーヒージャパン公式サイトより引用)
47都道府県それぞれの名産品や観光地をイメージして作られた、47 JIMOTO フラペチーノ。各地のフレーバーが発表された際には、地元民から「うちの特産品知らないの?」と疑問の声が上がることもあったが、(参照:うちの特産品知らないの? スタバの「47JIMOTOフラペチーノ」に全国各地から疑問の声が殺到!?は→こちら)6月30日に発売開始してから全国で売り切れが相次いでおり、売れ行きは好調のようだ。
そんな47都道府県フラペチーノの中でも波紋を呼んだのが、静岡県と山梨県のフレーバーである。静岡県の「静岡 みかんシトラス だらーけ フラペチーノ」は、名産品であるみかんをベースに、トッピングには富士山をイメージしたホイップクリームと抹茶パウダーを使用。公式サイトのイメージ画像にも富士山が大きく映し出されており、「静岡県といえば富士山」と言わんばかりの内容である。一方で、もうひとりの富士山所有者・山梨県のフレーバーはどうなっているのだろうか。