スシローの暴走が止まらない? 新発売の謎グッズに「誰得」「1位のおごりですか」との声も

「寿司屋の浮き輪」が発売されるなんて、誰が想像できただろうか。生活関連用品の企画・開発・販売を行うドウシシャと、回転ずしチェーン「スシロー」コラボレーションした“スシロー浮き輪”なるものが全国の量販店で発売中だそうだ。スシローの皿をイメージして作られたこの浮き輪。ユニークといえばユニークだが、この無理やり感が否めない新グッズについて、一部では疑問の声も上がっている。

「回転寿司気分を味わえる」のがウリ……ってどういうこと!?

左から定番皿、お値打ち皿、感動皿。大きさに比例して価格も高くなる(ドウシシャリリースより引用)

 今回発売されたのは、スシローの皿を模してつくられた3種類の浮き輪と、スシローの人気キャラクター・だっこずしの足穴浮き輪の計4種類。黄色の「定番皿」が70センチで1,980円、ワインレッドの「お値打ち皿」が90センチで2,200円、黒の「感動皿」が120センチで2,530円(すべて税込価格)となっている。

 話題性の高い商品であることには違いないが、ネット上では「スシローの浮き輪って誰得なんだろう」「キャッチコピーに『プールで回転寿司気分を味わえる!』って書いてあったけど、回転寿司気分って何よ」「寿司屋なら寿司で勝負して下さい。それとも1位のおごりですか?」といった辛辣な声も。確かに、寿司皿と浮き輪の共通点は“丸い”というところだけであり、言ってしまえば寿司皿は浮き輪のように中央が空洞になっていない。回転寿司=流れる=流れるプールという発想なのかもしれないが、少々無理やりで暴走気味に感じてしまうのも無理はないだろう。

(Image:BPYF / Shutterstock.com)

コロナ禍にもかかわらず6か月で24店舗をオープンしたスシロー

 寿司からかけ離れた謎グッズ、そして2,000円前後というまあまあ強気な価格設定。価格はロット的に仕方ないとして、スシローはなぜ今このようなグッズを発売したのだろうか。

 回転寿司業界でトップの成績を誇るスシローは、コロナ禍においても半年で24店舗を新たに出店して話題を呼んだ。さらに売上・店舗数ともに2位のくら寿司と大きな差をつけておりその快進撃は止まらない。“スシローバブル”が起こっていると言ってもいいだろう。そんな絶好調な状態ゆえに、ブレーキが効かなくなってしまい、今回の謎グッズ発売に繋がった可能性もあるのではないだろうか。とはいえ業界断トツトップのスシローだ。浮き輪がコケるくらい、痛くもかゆくもないのかもしれない。

参照元:プールで回転寿司気分を味わえる、スシローコラボ浮き輪発売【時事ドットコムニュース】
●株式会社ドウシシャ(公式)は→こちら

オトナライフ編集部
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