日清のふざけているようで大真面目な難関全国統一「UFO対策模試」を実際やってみた!

6月24日は「UFO(未確認飛行物体)の日」。1947(昭和22)年、アメリカで初めてUFOが目撃されたことから制定されたものだが、もしあなたがUFOを目撃、あるいは遭遇したらどうするだろうか。「その時になってみないとわからない」と考える人が多数だろうが、UFO襲来時にどうすべきか真剣に考えることができるサイトがある。

カップ焼そば「U.F.O.」を販売する日清食品が、UFOの日にあわせて実施した「全国統一UFO対策模試」というWebキャンペーンのサイトだ。これは今でも残っていて受験することができるため、筆者も実際に受けてみた。その模様を報告しよう。

全部で15問の4択形式。やってみるとかなり難しい

(Image:nissin-ufo.jp)

いかにもなイラストが添えられているのも雰囲気を高めている

 Webキャンペーンが実施された2018年、日本政府はUFOについて「存在を確認したことはなく、対応についても特段の検討を行っていない」という答弁書を閣議決定している。しかし一方でUFOの目撃情報は年々増え続けているそうで、同じ名前を関するブランドとして「この危機的な状況を放っておくわけにはいかない。政府に変わって国民一人ひとりにUFO対策を啓蒙するため、立ち上がる!」というストーリーを元に企画された。対策模試はオカルト雑誌「月刊ムー」が全面監修したもので、全部で15問。すべて4択形式だ。

 「今すぐ受験する」というボタンを押すと、第1問が早速出題される。「UFOとの遭遇を避けるためには、毎月何日の外出を控えるべきか?」。全く分からないので適当に、けれども真剣に「ゾロ目はなんかヤバそうだ」などと考えながら選んでいく。答えを選ぶとすぐに正誤が判明。答えの理由など解説も出現するので、問題を解きながらUFO襲来に備えるための知識を学ぶことができる。「UFOとの遭遇は、次の現象と同時に起きるときがある。それはどれか?」という問いには「飛んでるUFOを見つけやすいのは暗闇の中。つまり停電だな」などと理論的(?)に考察し、解答していく。さて、結果はいかに?

(Image:nissin-ufo.jp)

筆者は15問中9問正解でこの結果だった。上の上になるにはほぼ全問正解が求められるようだ

 2018年当時の模試結果の集計では、日本国民のUFO対策力は「下の上」が25.8%と最も多い。一方、8.6%は「上の上」で、UFO対策力の格差が懸念されている。また、県別で見ると対策力のワースト3は熊本(平均正答率46.7%)、鳥取(同48.4%)、愛媛(同49.5%)と西日本に集中しているそうだ。

 筆者の模試結果は「中の上」。実際に受けてみるとかなり難しく、ほとんど勘で答えたことは否めない。しかし、どの問題も過去のUFO目撃事件や、存在がウワサされている宇宙人の特徴を元に解答が設定されていて、なかなか説得力があった。

 このキャンペーンが実施されたのは3年前だが、今でも自社コンテンツとして残っており、内容も古びていない。そして、思わず夢中になって解答しているうちに焼きそばU.F.O.が食べたくなる人も多いはずだ。押しつけがましくなく、しかし消費者を虜にしていくやり方は日清食品らしい。何はともあれ、U.F.O.ファンもそうでない人も、自分のUFO対策力はどの程度か知っておくのもいいかもしれない。

●全国統一UFO対策模試(日清食品)公式は→こちら

※サムネイル画像(Image:nissin-ufo.jp)

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